アジア2か国への出張兼旅行。
現地でネット回線を確保するため、SIMフリースマホで利用できるプリペイドSIMをamazonで物色していたら、よさそうなものを発見して即購入。
→ AISアジア16カ国 周遊プリペイドSIM 4GB 8日間 4G・3Gデータ通信使い放題
※韓国 台湾 香港 シンガポール マカオ マレーシア フィリピン インド カンボジア ラオス ミャンマー オーストラリア ネパール 日本でも利用可能
8日間、4GBのデータ容量でこの値段はちょっと怪しさすら感じた。
と、いうのも、アメリカの場合はプリペイドSIMはREADY SIM(ZIPSIM)や、現地で調達したT-MobileのWiFiルーターを使ってますが・・・
READY SIMなら7日500GB(電話・SMS無制限)で3000円弱
T-MobileのWifiルーターだと7日間 1GBで10ドル。
今回購入したAIS SIM2Fly アジア16カ国 周遊プリペイドSIMはデータ通信のみで電話、SMSには対応していないものの、高速な4G回線で通信ができたので驚きのコスパです。
2、3年前にフィリピンのセブに行ったときはWiFiルーターを借りるか現地でSIMを調達するかのどちらかで選択肢が少なかったが、今はどれを選べばいいか迷うほどで便利になった。
日本でアクティベートできる
対応国がアジア16か国なので当然、日本でも使える。
出発時にSIMをアクティベートできたのが便利すぎ。
羽田空港の国際線、サクララウンジでSIMを開封して手持ちのスマホASUS ZenFone5にセット。
マルチSIM対応で2つの切込みがついているので、nano micro 標準SIMすべてに対応してます。
プリペイドSIMをセットして電源を入れただけで自動的にアクティベートされ、ネットが開通した。
READY SIMの場合、現地についてからSMSを受信、APN設定などをする必要があったのでプリペイドSIMはちょっと面倒なイメージでしたけど、ここまで設定が簡単だとはびっくり。
ちなみにAIS SIM2FlyのAPNを手動で設定する場合
APNに internet を入力するのみ
ユーザー名やパスワードの入力は不要のようです。
設定時の注意点としてはデータローミングをオンにしておく
マニュアルにSIMが2枚入るDUAL SIM端末の場合は必ずSIMスロット1にSIMカードを入れる必要があると明記されていた。
シンガポールのチャンギ国際空港に到着してスマホの電源を入れてすぐにネットがつながった。
プリペイドSIMの場合、現地についてからつながらない・・・となって、あれこれ対応した経験もあるので、日本でアクティベートできると旅先での時間を有効に使えるのもよいですね。
シンガポール、マレーシアでの回線速度と使用感
シンガポール東側にあるチャンギ国際空港で回線速度を測定
たまたま3G回線だったが、下り17MB/s 上り3MB/sの速度が出ている。
シンガポール5日間滞在中、東はお馴染み、マリーナベイサンズやマーライオン、西は動物園、南はセントーサ島、もちろん中心街と広範囲にわたって使ったけど、遅いと感じることもなく、とにかく快適だった。
現地では欠かせないグーグルマップ、お店の情報を調査したり、SNSなど写真の多いサイトを表示したけど・・・
5日間でたった244MBしか使ってなかった。
シンガポールからマレーシアのクアラルンプールへ飛行機で移動。
アジア周遊SIMの便利なところは国をまたいでも特に設定など煩わしい作業をせずに現地のネットにつながること。
クアラルンプール国際空港で速度を測定。
下り26.8MB/s 上り1.4MB/s
空港では上りが多少遅かったけど、中心部では上り下りともに30MB/sの速度が出ることもあった。
クアラルンプール中心地から空港まで、Grab(アジアのUBER的な配車サービス)で移動中にも計測。
下り13.5MB/s 上り27.5MB/s
今回、マレーシアは2日間、クアラルンプール中心部付近のみで使用したけど、東京都内と同等かそれ以上に快適な回線環境だった。
7日間シンガポール、マレーシアで使ったデータ容量がたったの752MB
シンガポールを出るときデータ容量をさほど消費していないことを確認したので、クアラルンプールではスマホの写真をクラウドにアップロードしたりしたけど、結局4GBものデータ容量を使い切れず(笑)
YouTubeなどの動画や音楽ストリーミングサービスなどを使えばあっという間でしょうけど、普通の使い方なら8日間で4GBは多すぎるぐらいですね。
こんなに値段が安いプリペイドSIMで2か国で使えるのか不安すら覚えたけど、結果大満足!次にアジアを訪れるときも必ずリピートするでしょう。
ちなみに一緒に行った友人はイモトのモバイルWIFIルータを借りてきていたけど、2か国8日間でレンタルすると1万円以上。
しかもスマホのような大きさのルーターで大事な時にバッテリー切れに遭遇するなど、使い勝手ではやはり、プリペイドSIMが便利ですね。
ただ、プリペイドSIMの最大の弱点はスマホの対応BANDによっては全く使えないこともあるので要注意。
1万円台のSIMフリースマホなどを利用する場合は結構BANDが対応していなくて現地でつながらないなんてこともあるようです。
amazonで買うなら・・・
今回はamazonでAIS SIM2Fly アジア16カ国プリペイドSIMを購入しましたが・・・
amazonが出品しているわけではなく、いわゆるマーケットプレイスで企業が出品しているものを買いました。
価格競争になるので、時期によっては業者が変わる可能性があるけれど今回は「どこでもネット」から購入。
16時までの注文は当日に発送してくれるので翌日に到着
東京都港区から、クロネコヤマトのネコポスで発送されていたので関東、関西にお住まいなら、翌日に到着するのがありがたいですね。
SIMカードの使用方法も入ってました
購入後に分かったのですが「どこでもネット」の運営会社はジャパエモ。
今は東京港区の芝浦に店舗があるようで、以前、三田に店舗があった時、お店にプリペイドSIMを購入しに行ったりオフィシャルサイトで購入していたこともある。
購入後の対応もよかったので信頼感があるし、10年以上運営されてると思うので安心。
プリペイドSIMはどの業者でも大きく金額が変わらないので、今後もジャパエモの「どこでもネット」から買うことでしょう。
→ AISアジア16カ国 周遊プリペイドSIM 4GB 8日間 4G・3Gデータ通信使い放題
ほんとは滞在中、出先でThinkPadを開いてテザリングなんてこともしたかったけど、今回の旅は充実しすぎて、PCを開く余裕があまりなかった。
余談ですが、シンガポール、マレーシアともにゆっくりできそうな雰囲気の良いカフェがたくさんあった。
次にアジアを周遊するときにはSIM2FLYのプリペイドSIMをスマホに仕込んで、ゆっくりお茶しながらThinkPadを開けるような旅もよいですね。
ThinkPad X280とシンガポール、マレーシアの旅7泊9日 コンパクト出張