例年通り、年明けのCES 2018で新機種 ThinkPad X280が発表。
従来機種のX270からフルモデルチェンジ。
最大の目玉は従来モデルから20%の軽量化と15%の薄型化
→ ThinkPad X280 スペック・仕様を詳しくみる
※発売日は2月9日
追記:
ThinkPad X280を買った LTE(WWAN)は対応未定 カスタマイズのポイント
ThinkPad X280が届いた X270と違いを比べながら10日間使ってみた
重量は1.16kg~1.3kg 構成によってばらつく模様。
マルチタッチも選択できるとのことで、
タッチ液晶の場合は重量増となるんでしょう。
手元のX270の重量が実測1.4kgなので
100g~240gほど軽くなりそうです。
サイズはX270に比べると2mmちょっと薄型化
X270:横305.5x 縦208.5x 厚さ20.3mm
X280:横307.7x 縦209.8x 厚さ17.4~17.8mm
2mmも厚さが違うと持った感じの印象はかなり変わる。
縦と横の寸法が1mm~2mm程度大きくなるけど
コンパクト感はかなりアップするでしょう。
ぱっと見たところ、14インチのX1 Carbonの
12.5インチ版がThinkPad X280っぽいなという感じ。
キーボード手前のパームレスト部分にかけて
薄くなって、くさび形のようなボディ。
ただ、横からの写真を見る限り
X1 Carbonほどは薄くなりきれていない感じ。
オプションのスマートカードリーダーなどを搭載する関係と12.5インチと小さな筐体のため、この厚さが現時点での限界ってことなんでしょう。
軽量化と薄型化でなくなるもの
軽量、薄型化でコンパクトになると同時に
トレードオフでなくなるものも・・・
X270の従来機種に搭載されていたフルサイズのSDカードスロットと有線LANポート(付属のドングルが必要)がX280にはないようです
デジカメやビデオカメラからのファイルを直接取り込めていたSDカードスロットがないのは個人的には使いづらくなるなー。
まぁこれも時代の流れですね・・・
従来の長方形電源端子もついに廃止。
X270にも搭載されてますが
USB type C端子からの電源供給です。
バッテリー取り外し、交換出来ない!?
写真を見る限りではバッテリーは内蔵式かも。(現時点では推測です)
X270では容量の異なる3種類のバッテリーを
状況に合わせて使い分けられるのが便利でした。
X280のバッテリー駆動時間は最大で18.8時間
5,6年前のThinkPadに最大容量の9セルバッテリーを搭載しても実働5時間程度でした。
そのころにくらべると、今は取り外し式じゃなくても
バッテリー持ちがいいから内蔵式で十分ってことなんでしょう。
まぁそうはいっても、
へたったときに交換出来るのは便利だったんですが・・・
長くThinkPadを使ってるユーザーさんには
残念な部分も多いけれど、
新たなユーザー獲得という点では
X280のフルモデルチェンジはいいんじゃないでしょうか
10年以上、Xシリーズを使ってる自分にとっては
ついに来てしまったかという感じ。
X240、X250、X260、X270と4年以上
大きく形を変えずにユーザーの動向を見ながら
マイナーチェンジしていたので
レノボにとっては満を持しての
フルモデルチェンジとなりました。
ThinkPad X280の日本発売日は例年通りなら
1月下旬~2月上旬あたりでしょう。
※追記
レノボオンラインショップでの発売日は2月9日
軽く薄くなったのはいいけれど、
実機の操作感はどうなのか?今から楽しみです。
→ ThinkPad X280をさらに詳しくみる
追記:
・ThinkPad X280を買った LTE(WWAN)は対応未定 カスタマイズのポイント
・ThinkPad X280が届いた X270と違いを比べながら10日間使ってみた