ThinkPad X240からX270まで
メモリスロットの位置や交換方法は変わらない。
2014年~2017年に発売された12.5インチのXシリーズは4世代にわたって裏蓋の開け方やそれこそネジの位置まで全く同じです。
メモリ交換時注意点としてはメモリ規格の確認。
X240:DDR3L
X250:DDR3L
X260:DDR4
X270:DDR4
X240とX250。
X260とX270はメモリの使いまわしが可能。
DDR3LとDDR4はメモリの切りかけ位置やピン数が異なるのでX250とX260を境に規格が異なり、互換性がない。
本体を分解してメモリスロットをぱっと見ると、世代間で同じように見えるメモリですが規格の違いだけはご注意ください。
メモリ交換でやっかいなのが裏蓋が開けづらいにつきる。
詳細なメモリ交換方法はこちらをご参考に
→ ThinkPad X260 メモリの交換・増設方法
※X260がベースですがX240 X250 X270でも同じです。
※DDR3かDDR4のメモリ規格だけしっかりとご確認を。
裏蓋さえ開いてしまえばあとは特に難しいことはないです
ちなみに2018年発売のX280からメモリはオンボードに。
分解して並べるとよくわかるが、メモリスロットがなく交換ができない。
メモリ規格が上がるごとに省電力性能や転送速度が理論上はアップしてるようですが、通常使用では体感で違いを大きく感じるほどではない。
唯一、オンボードになったX280からメモリがデュアルチャンネルで動くようになり、Photoshopや重たいソフトの起動や動きが速くなったかなと感じる程度です。
X260とX270のメモリを交換
購入済みのThinkPad X1 Extreme に取り付けるためのDDR4メモリをX260とX270からそれぞれ クルーシャルの16GBメモリ を抽出。
メモリは一時期よりは多少安くなってきた。
DRAMの大口価格がようやく落ちつつあるので、
今後はメモリの末端価格が安くなるかも。
X1 Extremeはメモリスロットが2つあり規格がDDR4
数年前に購入したメモリが使いまわせるのがいい。
X260:16GB(クルーシャル)→ 4GB(X270初期メモリ)
X270:16GB(クルーシャル)→ 16GB(トランセンド)
X260は今は用途が限られているので
X270購入時についていた4GBメモリへ
X270はまだバリバリと画像のレタッチをしたりするので
トランセンドの16GBに交換しました。
一応、X1 Extremeに取り付けるメモリのメーカーをクルーシャルでそろえたほうがいいだろうってことで、今回のような交換にしてます。
昔はメモリには相性問題がつきもので、メーカーによって認識したり、しなかったりがありましたが、今は減ってきたように感じる。
DDR4メモリに関してはThinkPad購入時のサムスン製、SKhynix製
別途amazonで購入したクルーシャル、トランセンド製をいろいろなThinkPadで使いまわしているけど認識しなかったことがない。
薄型軽量化でメモリスロットがなく、交換できないノートPCが当たり前になりつつありますが・・・
複数台ThinkPadを持ってるユーザーにとっては、時の流れとともに用途が変わってくるだけに、ThinkPadだけはメモリ交換できる機種が増えてくれるといいな。
ThinkPad X280が届いた X270と違いを比べながら10日間使ってみた