ThinkPad X1 Carbon 2017の液晶はFHD(1920×1080)を選択
今はレノボの直販でさらに高解像度のWQHDがカスタマイズできます。
X1 Carbon2017でフルHD解像度の液晶の場合、
デフォルトのデスクトップ拡大率は150%に設定されている。
当然ながら、拡大すれば作業範囲は狭くなるので
フルHDでもあまり意味がないんじゃないの?と思っていたけど
最近は拡大しても高解像度ならではのメリットを感じつつある。
14インチのX1 CarbonでFHD液晶を使う場合
ドットバイドットの100%で表示すると文字が細かく表示されるため
150%拡大して使うのがデフォルトの推奨値ってことらしい。
デスクトップが150%拡大されるので
実質の表示範囲はHD液晶程度になる。
ヤフーのトップページを開いて
ブラウザを全画面にすると拡大されてるため、文字が見やすい。
作業範囲を優先するなら、拡大率を100%に設定すれば
ブラウザを横に2つ並べて表示できる。
その分、文字表示が細かく、
目に疲労がたまりやすいのが欠点。
拡大率はいろいろ変えながら使ってみたけれど
アラフォーな自分にとって結局はデフォルトの150%にして
ブラウザの表示を90%に縮小。
今のところ、デスクトップの拡大率はデフォルトで
ブラウザのスケールを小さくすると
見やすさと作業性のバランスが一番いい。
もし、自分が20代とか30代前半なら
フルHDを100%のドットバイドット表示にして使っていたかも。
年齢や視力、使い方によっても見やすいと思う拡大率は人それぞれ違うので、用途に合わせて自分の使いやすい拡大率を見つける必要がある。
FHDを拡大して使うメリットはあるのか?という疑問が
過去ドットバイドットの100%表示で
ずっとThinkPadを使ってきた自分にとって
高解像度液晶で拡大するとどうせ作業範囲は狭くなるから
普通にドットバイドットの液晶でいいんじゃないの?
って疑問に思ってきた。
12.5インチのThinkPad X260以前、10年近くHD液晶を等倍表示で使っていて、特に不都合は感じず使いやすかった期間があまりにも長すぎたためですね。
![ThinkPad X260 HD液晶を等倍 ドットバイドットで使ってきた](https://korya-sugoi.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_7557.jpg)
14インチのX1 Carbonでは第2世代までHD+液晶(横幅1600px)の
TN液晶も以前はカスタマイズ可能でした
横幅1600px程度の解像度なら14インチでも
100%表示でちょうどいい感じになりそうで
ドットバイドットで使えるけど、今となっては昔の話。
カフェなどで13インチ程度の小さなPCを使ってる人を見ると
フルHDを100%表示にして細かな画面で作業してる人も多く
自分が時代遅れなのかもと感じることも。
ここ1年ほどは14インチでフルHD液晶を使う機会も増え、
実際に使ってみるとこれはいいかもと感じる利点も多い。
HD液晶からフルHD液晶を使うようになってまず違いに驚いたのが
写真や動画が精細できれいなこと
![X1 Carbon 2017 液晶 FHD 4K映像もキレイ](https://korya-sugoi.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_1810.jpg)
Twitterやインスタ、Facebookの各種SNSの写真や動画も
解像度が高い液晶の方がきれいに表示されます。
写真も最近はコンデジですら、かなり高解像度ですし、
映像は4Kも出始めてますから解像度の低い液晶と比べると
表示したときの差が歴然!
写真や動画をひんぱんに扱ったり、閲覧するなら
これだけで、高解像度な液晶を使う価値があると思う。
写真や動画が美しく表示されるのは
フルHD液晶を使う前からおおかた予想していたことで
ある意味、想像通りともいえる。
意外だったのが通常のブラウザを表示させるにも
高解像度液晶の方が文字がきれいだったり
表示される線が精細に表示されて見やすい。
解像度が高いってことは
点の集まりで表示させている液晶にとって
その点が多いわけで・・・当たり前と言えば当たり前。
でも、これは使う前には思いもしなかったメリット。
高解像度な液晶を拡大して使っていても
ブラウザやメニューの文字がきれいで見やすいなと感じる。
株やFXのチャート画面など、細い線が連なったり、
交差したりするソフトではびっくりするぐらい見やすさが違います。
![X1 Carbon 2017 FHD液晶でMT4 チャート画面がきれいすぎる](https://korya-sugoi.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_1814.jpg)
当然、CADやグラフィックソフトでも
解像度が高い方がキレイに表示される。
一方、14インチ液晶で高解像度を使う上で
一番懸念していたのが・・・
デスクトップの拡大(スケーリング)に対応していないソフトではメニューの表示が豆粒みたいになること。
私の場合はadobe Photoshop CS6 や Premiere CS6がスケーリング非対応ソフトに当たるんですけど・・・
![x1 Carbon 2017 高解像度な写真を Photoshopで編集](https://korya-sugoi.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_1813.jpg)
これは慣れてきて、思っていたほど細かさが気にならなくなった。
ブラウザと違って、ソフトのメニュー文字はほとんど読まないのと、
ツールなどの選択はショートカットを使ってやり過ごしてます。
ソフト自体をスケーリングに対応している
バージョンにすればすべては解決するんですが・・・
仕事に使っていると簡単には
ソフトのバージョンアップに踏み切れないのが現状です。
![X1 Carbon 2018ではWQHDを選びたい](https://korya-sugoi.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_1184.jpg)
X1 Carbon 2017発売時はフルHD液晶のみでしたが
現在はさらに高解像度のWQHD液晶(2560×1440 IPS)が選択可能。
以前、X1 CarbonでちょっとだけWQHD液晶使ったとき、
あまりにも文字が細かいことに意識が行きすぎて
高解像度のメリットを感じる前に
FHDにわざわざ落として使っていたのでした。
14インチのフルHDを使い込んできた今、
14インチWQHD液晶への印象も今後は変わるかも。
次回、いつになるかわからないけど
タイミングさえ合えば14インチでWQHD液晶を使ってみよう。
なんといっても写真や動画表示の精細さはピカイチです。
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