Windows10のThinkPadでバッテリーしきい値の
充電タイミングが設定出来るようになった
ThinkPad X260で購入時からインストールされている
Lenovo Settingを立ち上げると、更新のおしらせが・・・
ThinkAPSPackageをインストールするかと聞かれたのでOKボタン。
インストールに30秒~1分ほど待ちます。
更新が完了するとウインドウがでてくるので、X260を再起動
再びLenovo Settingをたちあげて、
左サイドバー「電源・省電力」をクリック
バッテリーしきい値が設定出来る下の方にスクロール
カスタムのバッテリー充電しきい値をオンにすると・・・
今までは充電停止のみ設定出来たのが
充電を開始する%も設定出来るようになりました。
デフォルトでは充電しきい値の5%下に充電開始が設定されてます。
しきい値を80%に設定していれば
バッテリー容量が75%になると充電開始されるということです。
チェックを外せば
次の時点を下回った場合に充電を開始:項目が設定可能になる。
5%きざみで40%~95%の間に充電開始が設定出来ます。
バッテリー充電のしきい値を設定してThinkPadを使っていると
充電容量が自然放電で減ってきて・・・
5%減った時点で勝手に充電されるのが結構気になってました
せっかくバッテリーの寿命を長くしたいのに
5%減った程度でいちいち充電しなくてもいいのに・・・
というちょっとした不満が改善されました。
ユーザーの声を反映
ThinkPad X230以前のユーザーにはお馴染みの充電開始タイミングの変更で、昔はThinkVantage 省電力マネージャーで設定出来た項目です。
ThinkPad X240 Windows8からしきい値の設定ができなくなり、
Windows側のバッテリー設定が最適化されてるから大丈夫と、
当時のレノボの見解でした。
ThinkPadユーザーからは強くしきい値設定の要望があって、2年前に参加したレノボプレミアムクラブのイベントでも話題に上がっていたほどです。
今回、ようやく元に戻った!という感じ。
ThinkPad X260だけでなく、Windows10搭載のX1 Yoga、T460s、X1 Tabletでも充電開始の設定が出来るようになってました。
内蔵バッテリー搭載で交換が簡単にできない機種が増えてきてるだけに、充電のしきい値や充電開始の値が自由に変更できるのはうれしいですね。
ThinkPad X260 X250 バッテリー充電のしきい値を設定する Windows10