Lenovo USB Type-C ノートブックパワーバンク(14000mAh)を購入。
電源形状がUSB Type-Cのみならず、従来の長方形端子にも使える
→ Lenovo USB Type-C ノートブックパワーバンク(14000mAh) スペック・仕様詳細
インプット:45W(20V/15V/9V/5V)
アウトプット:USB-C:max 45W
USB-A(total):max 10W(5.2V/2.1A)
内容物は本体、付属品含めて3点
・Lenovo USB Type-C ノートブックパワーバンク本体
・USB Type-Cケーブル(35mm)(ノートパソコン/パワーバンク充電用)
・USB Type-C -スリムチップ 変換アダプター(18mm)(スリムチップ型の電源端子搭載のノートパソコン充電用)
パワーバンク充電用のACアダプタは付属しておらず、
手持ちのThinkPadやレノボ、ノートPCのACアダプタを使う。
USB Type C端子のみ、入力と出力に対応。
パワーバンクの充電とThinkPadへの充電どちらもできる
フルサイズのUSB端子(USB A)はスマホなどの充電が可能。
サイズ・重量・材質
サイズは横123.5mm×縦82mm×厚さ22mm(実測値)
手のひらに収まるサイズ
重さをはかると、重量は298gだった。
ハイエンドでちょっと大きめなデジカメのようなサイズ感
材質は金属でさらさらした手触り。
手汗などをかいてるときは多少汚れが目立ちますが
おしぼりなどのウェットティッシュでさっと拭えばきれいになる。
本のような形状をしているので、
横に寝かせるだけでなく立てかけて省スペースで使えるのは便利。
対応機種は無限大
パワーバンクで充電できる機種は電源端子がUSB type-C(主に2017年、2018年発売)と従来からある、角形長方形のスリムチップタイプ。
Xシリーズなら2013年発売のThinkPad X240以降
TシリーズならT440s以降すべてのThinkPadで使える。
もちろん、lenovo製のノートPC、ideapadなどにも対応。
すべての対応機種をあげると100台以上にはなりそうなので
電源形状がUSB Type-Cかスリムチップかで判断するとよいです。
X230以前、丸形の電源端子の場合は充電ができません。
新旧のThinkPadでつかってみる
電源端子・ACアダプタがスリムチップの場合
パワーバンクのUSB type-C端子から付属のUSB Type-C -スリムチップ 変換アダプター(18mm)を介して、電源端子へ。
ThinkPad X1 Yoga 2016(第1世代)の充電開始。
2年前のモデル。ほぼ、ThinkPad X1 Carbon 2016と同じで構造で
角形長方形のスリムチップ電源端子。問題なく充電できる
パワーバンクの充電はX1 Yogaに付属していた
ACアダプタをスリムチップ端子に挿すだけ。
電源端子・ACアダプタがUSB type-Cの場合
パワーバンクのUSB type-C端子から付属のUSB Type-CケーブルでThinkPad X280の電源端子へ。
パワーバンクには電源ボタンがついてますが、
ThinkPadの電源端子に挿した時点で自動的に電源が入り、充電が開始される。
充電していないときにボタンを押すと
残量が4段階のLEDインジゲータで確認ができます。
USB type-CのACアダプタで充電する場合、
そのままパワーバンクに接続すると、
パワーバンクとThinkPadの同時充電ができない。
付属のUSB Type-C -スリムチップ 変換アダプターをさして、スリムチップ端子からパワーバンクを充電すると同時充電ができる。
パワーバンクのバッテリー容量
何%まで、何分で充電出来る?
Lenovo USB Type-C ノートブックパワーバンク
バッテリー容量は14000mAhでワット時の定格量は48Wh
ThinkPad X240 X250 X260 X270で取り外し、交換できる
3セルリアバッテリー(24wh)が2個分の容量
とはいっても、
実際にパワーバンクからThinkPadに充電すると、
48Whそのまま充電できるわけではなく、
当然、ロスが発生する。
X270 内臓3セル(24wh)+リア3セル(24wh)で
容量の86%まで充電された。
手元にあるThinkPadのバッテリーが切れるまで使い
容量0%から何分でどのぐらいまで充電出来るかを計測してみる。
ThinkPad X270(3セル+3セル 48wh) 90分で86%
ThinkPad X280(48wh)60分で81%
ThinkPad X1 Carbon 2017・2018(57Wh)62分で66%
※本体の電源はオフ状態で計測
※その他の機種、随時計測して、更新予定
パワーバンクの容量が大きいので、
飛行機内はどうかなと思ったけど、
国内線、JALの機内には問題なく持ち込みができた。
出張時にはThinkPadと同時にスマホ充電もできるので重宝してます。
パワーバンクの充電時間
前述のとおり、Lenovo USB Type-C ノートブックパワーバンクを充電するためのアダプタは付属していない
lenovoノートPCやThinkPadに付属の45W ACアダプタを使用します。
充電時間は45W ACアダプタで2時間10分
充電中はLEDのインジゲーターが充電状況に応じて1つづつ点滅し、
満充電時は4つのライトすべてが点灯。
どのぐらい、充電できたか視覚的にすぐわかる。
充電1時間で3つ目のLEDが点滅していたので、
1時間で50パーセント以上は充電ができるよう。
ThinkPad内臓のバッテリーと同じく、
満充電に近づくにつれ、充電時間が遅くなる。
試しにワット数の大きな65WのACアダプタ使ってみたが
充電時間はほとんど変わらなかった。
便利なのはパワーバンクを充電しながらでも、
ThinkPadやスマホも同時に充電が可能。
USB A端子からUSB-Cへスマホ(ASUS ZenFone5)
USB A端子からUSB-Miniへタブレット
USB C端子からThinkPad X280
スリムチップ端子からパワーバンクを充電しつつ
ThinkPadを含めた合計3台を充電してます。
amazonなどで販売している同容量のモバイルバッテリーと比べると、価格が高価だなと感じる。
ただ、安価なモバイルバッテリーは出力電流が弱く、ThinkPadなどのノートパソコンでは充電できなかったり、やたら時間がかかったりする。
サードパーティー製のモバイルバッテリーで充電したら、ジリジリと異音がするなんてことも。
最近のThinkPadやlenovoのノートPCはバッテリー内蔵式がほとんど。
万が一損傷したり、粗悪なモバイルバッテリーでPC本体の寿命が短くなっては元も子もないですし。
ThinkPadに正式対応した唯一のモバイルバッテリーで
万が一のことあれば、メーカが保証してくれるので、
PCの外部バッテリーと考えれば、妥当な価格かも。
特にThinkPadを何世代にもわたって、
複数台使い分けてるユーザさんには
あると重宝するモバイルバッテリーです。
→ Lenovo USB Type-C ノートブックパワーバンクをさらに詳しく