友人の壊れたThinkPad X240からE450へSSDとメモリを移行
その際に行ったE450のSSD交換、メモリ増設手順を詳しくご紹介
まず、内臓バッテリーの無効化 をしてE450本体内部の電流を遮断します。
E450を裏返して、メモリ、HDD部分の裏蓋3本のねじを緩める。
くぼみがある部分に指やツメをいれて引き上げようとするも、ぴっちり密着して空きそうになかったので時計用のコジアケ器具を使いました。
くぼみ部分のツメが外れればあとは力づく・・・でも開くとは思うのですがツメが割れてしまうのを恐れて、コジアケ器具をスライドさせ、止まったところでねじると音がして外れました。
ゴム足部分の裏蓋が硬くて簡単には外れてくれなかったので、鋭利なものを隙間に挿し込んで押し上げると手が傷つかず開けやすいかもしれない。
裏蓋を外すと、パームレスト部分にHDD(SSD)。中央部分にメモリが配置されている。
ここまでくればあとは簡単にメモリ、SSDの交換ができます。
メモリの増設
E450のスロットは2つあり、最大で8GB×2 16GBまでの増設が可能。
購入時8GB×1だったところ、X240から8GBメモリを流用しました。
新たに購入するならDDR3L 規格のメモリを準備します。
CFD販売 ノートPC用メモリ PC3L-12800(DDR3L-1600) 8GB×1枚
最新のDDR4メモリとは互換性がなく、使えませんのでご注意を。
増設する前に、空きスロットがあるかどうか確認してから、メモリを購入することをお勧めします。
構成上4GB×2枚でスロットが埋まってることもありますので・・・
メモリの増設はスロットに斜めにしっかり挿し込んでから基板側に押し込むだけ。
カチャと金具がはまって固定されます。
逆にメモリを取り外すときは両端の固定金具を外側に開くとメモリが浮き上がります。
HDDからSSDに交換
今回どちらかというとHDDからSSDへの換装がメイン。
最近はHDDのPCは使わなくなったけれど、数年前にHDDからSSDにした時の感動は今でも忘れません。
まず、HDDを固定している4本のねじを取り外す。
ネジが外れたら金具側を引き上げて斜めに引き抜く。
側面4本のねじで固定されているHDDのマウンタ(固定金具)も外します。
マウンタは7mmぴったりに設計されているので、9.5mm厚のHDDは使えません。
現在発売されている2.5インチのSSDはほぼ7mmなので、SSDに換装する場合はあまり気にしなくてOK。
友人がX240で使っていたサンディスクの250GB SSDを使いまわし。
取り外した逆の手順で固定金具を装着します。
5年前は250GBのSSDでも2万円近い記憶があるけど、最近は劇的に価格が下がって手に入れやすくなりました。
→ 内蔵型SSD の 売れ筋ランキング
5年前の250GBの価格で1TBが買えてしまうという昨今です(笑)
固定金具を装着したSSDをE450本体に挿し込んでねじ止め。
最後に裏蓋を閉じてねじで固定すればSSDとメモリ増設の完了。
ツメがはまらず裏蓋が浮いている部分は指で強く押せばはまります。
HDDからSSDに交換しての感想
数日といえど、HDDのE450を使っていた友人から
SSDに交換した後、感想がチャットで送られてきた。
E450はHDDと比べ物にならないスピード感で作業できてます(笑)同じパソコンなのにここまで変わるとは。
新年に気分も変わるのでこのパソコンのようにスピード感もって作業していきますー
ありがとうござます-
発売から4年近くたつE450ですが、ストレージがHDDならばSSDに交換するだけで最新PCと変わりないほどの高速な起動になります。
加えて、SSDの価格が大幅に下落してますので、年始、心新たにHDDからSSDに交換。または大容量SSDに換装するのによい時期ですね。