レトロThinkPadの David Hillさん曰く ThinkPad X1シリーズは身近なアート作品


ThinkPad製品を統括するレノボの副社長 David Hillさんが来日してX1シリーズの発表会イベントで登壇。

レノボ副社長David Hill デイビッドヒルさんが Thinkpad X1ファミリー発表会で登壇

ThinkPad X1からさかのぼるデザインについて語ってらっしゃいました。

ThinkPad X1シリーズは身近に楽しめるアートであるとのこと。
ポルシェを例に挙げて、一貫したデザインはThinkPadと似たところがあると話していました。


講演の冒頭ではシンクパッドデザインの生みの親であり
昨年(2015年)12月に惜しくもなくなったドイツの工業デザイナー、リチャードサッパーさんの言葉にも言及。

デイヴィッドヒル氏と故リヒャルドザッパー氏 x1ファミリー発表会

リチャードサッパーさんと、デイビッドヒルさん。
この2人がいなければ今手にしてるThinkPadは生まれなかったでしょう。

David Hillさんの名前を聞いておっ!と思った方はかなりのThinkPad通ですね。
昨年、Hillさんが投稿した一つのブログ記事が全世界的に話題になりました。

1992年に登場した最初のThinkPad(ThinkPad 700c)をベースに
今の技術をもって、よみがえらせたらどうなるのか?という記事。

ThinkPad Time Machine?

デイビッドヒルさんがブログに投稿したレトロシンクパッドは世界的に反響があった


コメント数はなんと3000以上。ものすごい反響。

ThinkPad誕生当初からデザインに関わるDavid Hillさんの話を日本で聞けるとは。
ThinkPad X1シリーズにいかに力を入れているかがうかがえます。


初めてThinkPadと名前がついた701Cは会場にも展示されてました。

初めてThinkPadの名前がついた701C

ThinkPadは日本の松花堂弁当の機能美にインスパイアを受けて
リチャードサッパーさんの手でThinkpadのデザインが生み出されました。

ThinkPad は日本の松花堂弁当にインスパイアされてデザインされた

デザインの考え方は今も昔も変わっていないとのこと。
ThinkPad誕生当時から関わる人がいて、一貫した考え方で作られてるうちはThinkPadを使っていきたいなと思ったのでした。


ThinkPad X1 Yoga 有機EL液晶モデルの実機を触ったら・・・