2018年のノートPCで・・・
SSD搭載台数が7480万台(前年比25%増)
一方、HDD搭載は7180万台。
リサーチ会社による統計で、今年、SSD搭載のノートPCがHDD搭載を逆転して、上回る見通しだとか。
X1 Carbonなどのモバイル用途のThinkPadはM.2 SSDしか搭載できなくなって数年たってます。
とっくにSSDのほうが多いんだろうなと、
感覚的に思っていただけにちょっとびっくり。
よく考えると、導入コストならHDDの方が有利で、
企業で大量納入されるノートPCはHDDを選ぶこともある。
SSDが浸透してきた一番の理由は値下がり
特に今年に入って、かなり安くなってる。
2月8日に購入したThinkPad交換用のSSD M.2 2280 250GB
当時、10345円だったのが、半年で3割安。
WD(ウエスタンデジタル)製のSATA 250GB
1年前ならSSDの売れ筋といえば256GBでしたが、
最近は500GB~1TBがよく売れてます。
内蔵型SSD の 売れ筋ランキング
価格が安くなった影響が大きいですね。
SSDはNAND型のフラッシュメモリーで作られていて、メーカーの量産体制の拡充やスマホ需要の停滞が値下がりの理由だとか。
数年前、SSDが1TBの容量だと価格は10万弱ぐらい。
とても大容量SSDは選択肢に入ることなく、256GBがやっとだった。
今現在、1TBの大容量SSDでも2万円ちょっと。
3,4年前と比べると5分の1も安くなっている。
SSDがここまで安くなると長年記憶媒体として搭載されてきた、重くて、遅くて、衝撃に弱いHDDがこの世からなくなる日がくる!?なんて考えたりしますが・・・
SSDの値下がりに引きずられるようにHDDも安くなってます。
2TBで6566円。4TBでも8618円。(2018.8.26現在)
Seagate 内蔵ハードディスク 3.5インチ 4TB
なんなんだ、この安さは(笑)
容量あたりの単価でSSDの半分以下の価格はやはり魅力ですね。
ユーザー側としてはありがたい限り。
用途に応じてSSDとHDDを使い分けるのが賢い時代になってます。
Windowsの起動ディスクとしては
高速起動できるSSD以外考えられませんが、
写真のバックアップや大量の動画を保存しておくには安価なHDDを2つ準備して、ミラーリング(同じデータを書き込む)設定して使い分けてます。
仮にミラーリングバックアップをSSDにすると莫大な費用が掛かる。
過去に撮りためた映像が70TBほどあって・・・
今の相場でSSDに保存すると、ざっくり2万円×70TBで140万円。
ミラーリングにするとさらに倍の280万円(笑)
記憶媒体に280万円ってまったく現実味がないですね。
HDDなら、ミラーリングにしても30万円ほど。
この価格差を見ると、HDDにも当分お世話になりそうです
個人用途のデスクトップPCもようやくM.2 SSDや2.5インチSSDが標準になってきた感があります。
いきなり、HDDがなくなることはないにしても・・・
万が一、HDDの価格をSSDが下回るようなことがあれば、HDDを選ぶ理由がなくなる。
価格で棲み分けされて、両方生き残っていく気がしますが
SSDがどこまで安くなるのか、下げ止まるのかによる。
もしかしたら、HDDがなくなり、SSDのみの時代が来るかも。
ThinkPad X280 SSDの換装・交換手順【動画】
2018年にSSD搭載のノートパソコンがHDDを上回る見通し
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