ThinkPad X280には従来機種のX270以前に標準搭載されていた
フルサイズのSDカードスロットがついてない
デジカメやビデオカメラで撮影した映像や写真を
X280に取り込むにはSDカードリーダーが必要になる。
X280を持ち運ぶのと同時に、SDカードリーダーをバッグに入れておく必要がある。
何度かバッグを変えたときにリーダーがなくて困り、
バッグごとにカードリーダを備え付けておくようになった。
従来機種のX270以前ではデジカメからSDカードを取り出し、
そのまま直接本体に挿して取り込めていたのが・・・
SDカードをカメラから取り出す
↓
カードリーダをバッグから取り出す
↓
SDカードをリーダーに挿す。
↓
リーダーをX280のUSB端子に挿す。
写真、映像取り込みまでの工程が増えて面倒になった。
あらかじめSDカードからファイルを取り込むことが決まってる撮影現場ではX280にカードリーダーを挿したままスタンバイ。
休憩時間に起動してSDカードを挿し、
X280に映像をバックアップしている。
microSDカードは使えるけど・・・
SDカードスロットがなくなった代わりに
小さなmicroSDカードスロットが本体背面に標準搭載されている。
ただ、SIMトレーと同じ場所に設置されているので
まずは、クリップでトレーを取り出し・・・
切りかけに合わせてmicroSDカードを装着する必要がある。
当然ながら、デジカメやビデオカメラなど、ひんぱんにファイルを取り込むような用途には向いていない。
どちらかというと、補助ストレージとして、常にmicroSDカードを装着して、写真や各種データの待避、保存場所として使うのが一般的かも。
ファイル取り込みにSDカードを使っていたこともあり、今のところ、microSDカードスロットの必要性はほぼなく、無用の長物状態。
購入から3か月以上たったけど、使ったことがない。
ちなみにレノボ ThinkPadの担当者さん曰く、
ビジネスシーンにおいて、SDカードスロットはそれほど使われないし、必要性も低くなってるんだそう。
まぁSDカードスロットより、薄型軽量の方がニーズがありそうなので
スロットがなくなったのもしょうがないのかも。
面倒になってよかったこと
SDカードからファイルを取り込む場合、
カードリーダーを介さなくてはならない面倒さが
逆に作業の効率化につながった利点もある。
従来機種のX270以前はカードスロットが搭載されていたため
写真を撮っては、取り込みを繰り返していた。
この写真が足りない。
この構図が欲しい。
あのカット忘れた。。。
またSDカードをカメラに戻して撮影しなおし。
X280ではカードリーダーを取り出すめんどくささから、
なるべく、映像や写真の取り込みを1回で済ませようと考えて撮影や作業をするようになった
これは意外に盲点(笑)
便利だと思っていたことが逆に仕事が非効率だったことに
SDカードスロットがなくなって気付く。
あとは、SDカードスロットがなくなった一つの要因でもある
薄型、軽量化でモバイルPCとしての機動力が大幅にアップ。
薄く、軽く、かっこよくなったX280を本体をそのまま持ち出して
ふらっと作業することも増えてきた。
SDカードスロットがなくなった不便さはあるけれど
なくなったことで受けられている恩恵を考えると
総合的に考えて、いまのところ納得してます。
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