X390を実際に使ってみて、やっぱり便利だなぁと感じるのがLTE。
かねてから契約している格安SIM、DMMモバイルの nanoSIM を本体に搭載しておくだけで、いつでもどこでもネットができる。(一か月あたり通信容量1GBで500円程度のランニングコスト)
スマホをわざわざ出してテザリングをオンする必要がなく、すぐに仕事に取り掛かれる。出先でネットを使うのがストレスフリーになった。
LTEは標準搭載ではありません。
レノボの直販でカスタマイズすることで対応となります。
カスタマイズ項目「WWAN Slection」でWWAN対応を選択することでFibocom L850-GL LTE CAT9が搭載され、LTEでの運用が可能。
→ ThinkPad X390 をLTE対応にカスタマイズする
持ち運んで使うことが多いなら、おすすめのカスタマイズです。
SIMサイズは?従来機種との違い
SIMは本体背面のスロットを引き出して挿入するタイプ。
穴にクリップの先を挿入して押し込むとスロットが出てきます。
LTE対応なので、スロット引き出し用のピンが付属してると思いきや、自分でゼムクリップなどを準備する必要があります。
穴の深さが結構あるので、スマホのSIMピンでは長さが足りず使えない。
MicoroSDカードと兼用で並べてSIMをはめ込むタイプ。
SIMサイズは一番小さいnanoSIMです。
2018年発売のX280は同じくnanoSIM
初めてLTE対応となった2017年発売のX270はMicroSIMとなります。
ThinkPad X270はLTE対応で購入し、快適さを味わうも・・・
X280は発売日はLTE非対応だったのでしょうがなくそのまま購入。
X390を使うまでスマホのテザリングでX280を1年使っていただけにLTEのありがたみを改めて、かみしめているところです(笑)
ちなみにあとからLTE対応には改造できませんのでご注意ください。
出先でのネット確保以外にも・・・
最近お会いしたトレーダー!?投資家!?の話を聞いていて思ったことがあって・・・
FXのEAなどの自動売買ツールや裁定取引システム用に常時自宅で稼働しているノートパソコンが数台あるようで、万が一の保険としてLTEはよいんじゃないかと。
もちろん通常は有線のLAN経由で回線状態を最良に保つのが必須なわけですが、まれにあるルータートラブルで回線が途切れたときにLTEをオンにしておけば自動で切り替わる。
光回線より遅いとはいえ回線が切れるよりはLTEにつながるだけでも重大な損失は避けられるかもしれない。
そう考えると停電時にルーターの電源が入らないとき、有事の時のバックアップ回線としてLTEを導入しておくと便利に使えることもありそう。
格安SIM普及のおかげで、1ヶ月ワンコインから使える安価で高品質なサービスがいろいろあり、モバイル回線のランニングコストもお手軽になりました。
10年ぐらい前は新幹線や公共機関で使えるホットスポットに契約してましたが、どこでも使えるわけではないのに月2000円程度払っていた記憶があります。
インフラ面では格段に進歩してますね。
手持ちのスマホにデータ通信用SIMを追加するなど、格安SIMを使えば簡単にSIM通信回線を増やせるので、LTE対応することでのランニングコストが気になる方はご自身のスマホ回りを調べてみるとよいでしょう。
→ ThinkPad X390 をLTE対応にカスタマイズする