ついに海外で12.5インチのThinkPad X280の後継機が発表
13.3インチに液晶がインチアップして型番がX390へ
ThinkPad X390 発売日は3月20日
→ ThinkPad X390 の仕様・スペック詳細
X280とX390の大きな違いは・・・
12.5から13.3インチへの液晶サイズのアップ
厚さは1mm薄くなって横4mm、縦7mm大きくなってる
筐体は刷新されているが、端子類はX280とX390を比べて位置も含めて大きくは変わっていない。
12.5インチのX280以前の機種では液晶のベゼル（表示されない部分）がでかいと言われてましたが、X390では横部分がナローベゼル（狭額ベゼル）っぽくなっているのも写真や動画から見てとれます。
12.5インチのX280でフルHD解像度を選ぶと、拡大率の選択とOSのフォントのバランスがうまくいかず、システムフォントサイズを変更したりして使いやすい環境にするのが個人的には若干面倒だった。
X1 Carbonなどの14インチでは特に画面拡大率やシステムフォントサイズなどの面倒な設定が必要なかっただけに、12.5インチからわずか0.8インチアップではありますが、13.3インチの使い心地が気になります。
1mm薄くなったけどサイズは拡大
X390とX280のサイズの違いを並べてみる。
X390：横311.9×縦217×高さ16.5mm
X280：横307.7×縦209.8×高さ17.4mm
ニュースサイトなどではほぼ同じサイズとか少し増したなどと表記されてますが、横4mm、縦7mmのサイズアップは人によってとらえ方は違うでしょう。
1mm薄くなったことを考えると携帯性が損なわれるサイズではなく、むしろ持ち運びしやすそうな気もしますが・・・
X200からX280まで10年ほど12.5インチThinkPadを使ってきたユーザー目線で見ると、「同じサイズ」で収まる数値ではなく、もうちょっと縦横サイズは抑えてほしかったなーという印象。
この辺は数値と実際は全く異なるので、実機を持ち運んでみないと違いはわからないですね。
重量はX280が最小約1.13kg～に対しX390は1.22kg～
この90gの微妙な重量増に関して感じたのは・・・
X280ではFHD液晶のみ天板がカーボン材質で軽量化されていたので、X390ではもしかしたら、
価格は過去機種と同等程度とのことなので、インチアップしたことも影響して、コストがかかる材質は使わず、
3/19 追記
X390 FHD（1920×1080）液晶のみ天板はカーボン素材
FHDマルチタッチとHD（1366×768）液晶はPPS（ポリフェニレンサルファイド）の樹脂製天板となるよう。
レノボオフィシャルの仕様書ではFHD タッチ非対応モデルは約1.18kgとなり、X280とさほど変わらないようです。
この辺は海外発表の際の重量より軽くなっていて一安心。
実機が届き次第重量を実測してみます
液晶はPrivacyGuard搭載がカスタマイズ可能
あと気になったのは先のX1 Carbon 2019発表時にもあったけど、プライバシーフィルターを貼らずに液晶自体に視野角を抑制できるPrivacyGuard搭載の液晶がカスタマイズ可能になるよう。
・HD（1366×768ピクセル）液晶、250nits
・フルHD（1920×1080ピクセル）IPS液晶、300nits
・フルHD IPS液晶、タッチ対応、300nits
・フルHD IPS液晶、PrivacyGuard搭載、400nits
ただ、PrivacyGuard搭載付きの液晶は発売よりあとに対応となりそう。
X1 Carbon 2019が発売される6月以降かなと予想してます。
視野角抑制されるということは明るさも低いのではと思ったけど、通常FHDが300nitsに対して、PrivacyGuard搭載が400nitsで実際使った時の明るさの違いってどうなんでしょう。
気になるX390 発売日は？
X390の発売日はアメリカでは3月。欧州では4月とのこと。
日本での発売は未定らしいですが、だいたい、海外と同じタイミングで毎年発売されているので、早ければ3月。遅くとも4月にはレノボのオンラインショップで販売開始されるかと。
昨年、X280でフルモデルチェンジしたので、今年は筐体は同じでCPUの世代が変わるだけだろうと思っていただけに・・・
まさか２年連続でフルモデルチェンジされたのはびっくり。
10年続いた12.5インチ液晶が終焉し13.3インチの型番X3xx代へ。
新しい歴史がスタートですね。
ということで、X390販売開始次第、買って使い倒すことが決定（笑）
ThinkPad X390 発売日は3月20日
→
ThinkPad X280が届いた X270と違いを比べながら10日間使ってみた
