ThinkPad X260 バッテリーのへたり具合 フロント2年 リア3年使用後


使い始めてから約2年になるThinkPad X260
内蔵バッテリー(24wh)と3セルリアバッテリー(24wh)がどれぐらい劣化したか調べてみる。

ThinkPad X260 バッテリーへたり具合 X270とも比べてみる

フロントバッテリー(24wh) 83.8%
満充電容量:19.44Wh
充電回数:27回
使用開始日:2016年2月28日

リアバッテリー 3セル(24wh) 78.7%
満充電容量:18.25Wh
充電回数 153回
使用開始日 2015年3月12日

現在の満充電容量÷設計容量(23.2Wh)で
どのぐらいへたりが進んでいるかを算出

OSがWindows10なら、ストアアプリのLenovo Vantageをインストール
ハードウェア設定→ 電源・省電力からバッテリー状況が確認出来る

lenovo Vantageから電源設定を開く

1 – メインバッテリーが フロント内蔵
2 – セカンドバッテリーが 交換可能なリアバッテリー

「詳細を表示」ボタンを押すとバッテリーに関する詳しい状況が確認できる。

バッテリーに関する細かな情報を参照できる

ちなみに、取り外しが出来る3セルリアバッテリーは
ThinkPad X250購入時のものを使い回してるため使用期間が約3年

充電回数がリアの方が多いのは、
1年長く使っていることもあるし、

内蔵バッテリーを長持ちさせる仕様で、
交換可能なリアから使い始めるため。

X260の機構により、ほとんどの場合
リアバッテリーの方が充電回数が多くなり
へたるのも早い傾向にあります。


この2年間 X260の使い方は・・・


X260の使いっぷりがどんな感じだったかふり返ってみると
購入後1年(2016年2月~2017年3月)はバッテリーを100%まで充電していた。

気圧の変動が激しい飛行機内、
南の島で直射日光が当たるような場所など
環境の変動がある場所も含め、ほぼ毎日使用しました。

ThinkPad X260 ビーチ沿い灼熱地獄で使う

昨年、ThinkPad X270を購入してから
X260は事務所内で持ち運ぶ程度になったので、
バッテリー充電の上限(しきい値)を80%に設定。

ここ1年(2017年3月~2018年2月)は土日を除いて
ACアダプターを挿したまま24時間ずっと稼働しています。

印象として思った以上にバッテリーのへたりは少ない。

X250の頃から使ってるリアバッテリーは
2015年8月18日にへたりをチェックしている記事がある

このころ、80%までへたっていたけど
2年半使い続けても78.7%まで、1.3%の劣化にとどまっている。

この1年、ほとんど充電回数が増えることなく
バッテリーしきい値を80%に設定していたのと

部屋内で使用環境がある程度安定していたため、
あまりへたらなかったのかなと推測しています。


ThinkPad X270のへたりもチェック


昨年購入してまだ1年弱しか使っていない
ThinkPad X270のバッテリーへたり具合もチェックしてみる。

ThinkPad X270 約1年使ってバッテリーへたり具合は

フロント3セル(24wh)99%
リア3セル(24Wh)105%

なぜかほとんど劣化がない

リアバッテリーに関しては、
設計容量よりも満充電容量の方が大きく新品時と変わらない。

ただ、2017年はX270とX1 Carbonを併用していたので
使用回数が少なく、参考程度にしかならないレベル。

バッテリーしきい値80%で使用していたのが影響している可能性も。

あとはバッテリーメーカーが異なり、
X260はリア、フロントともに今はなきSANYOだった。

X270ではフロントがSONY、リアはLGC(LG化学)とメーカーが変わっているので、メーカーの違いで多少劣化具合に影響するのかも。

X270に関してはさらに使い続けて
バッテリーのへたり具合を見ていく予定です。


後継機種 X280では・・・


さて、今年発売されるThinkPad X280ではフルモデルチェンジ
軽量化のあおりを受けて、ついにバッテリーが完全内蔵式に。

バッテリーを交換するとなると
レノボに預ける必要があり、修理扱いになる。

底面の写真を見ると分かりますが
バッテリーを着脱する機構は備えてません。

ThinkPad X280 ではバッテリーが交換出来ない

X270まではリアバッテリーを別途購入すれば気軽に交換出来たので、繰り返し充電することで起こる劣化がX280では従来機種以上に気になります。

ただ、バッテリー性能自体は徐々に進化してる実感もあって・・・

6年前ほどのThinkPad X200sの9セル大容量バッテリーは2年ぐらい使うと明らかにバッテリー駆動時間が短くなり、3年ぐらいでまったく充電出来なくなるケースもあった。

2年前ほどに購入したThinkPad X1 YogaやYoga 260、X1 Tabletはいまだに90パーセント以上のバッテリー性能を保持してます。

使用環境によりバッテリーの劣化は大幅に変わるので、一概に言えないところもありますけど、

ここ最近、ThinkPadに内蔵されているバッテリーは過去の機種よりもある程度の性能が確保されている感じがする。

ThinkPad X280から交換不可、内蔵となるバッテリー
使い続けてどうなるのか気になるところですね。


ThinkPad X280 X270の後継機でフルモデルチェンジ 目玉は薄型軽量化



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