ThinkPad X1 Carbon 2017を分解 裏蓋がT460sやT470sと同じく開けやすくなった


ThinkPad X1 Carbon 2017のSSDを交換しようと思ったのは・・・
裏蓋が簡単に開くようになり、分解が楽になったのが大きい

ThinkPad X1 Carbon 2017 分解してみた WWANカードは増設は難しそう

前モデルのThinkPad X1 Carbon 2016やX1 Yogaは
裏蓋のネジを緩めてもツメがはまって外しにくかった。

かつて、X1 Yoga 2016のSSDを交換する際、
裏蓋を持ち上げるときにボディー部分とこすれて、
側面部分の塗装がはげてしまった。


一方で、X1 Carbon 2017ではネジを緩めると・・・

x1 Carbon 2017ネジを緩めるだけで隙間が出来る

液晶ヒンジ側の裏蓋とボディ部分の間にわずかな隙間ができる。


ツメを軽く入れて持ち上げると・・・

x1 Carbon 2017 裏蓋の間にツメを入れて引き上げるだけ

カチャと音がしていとも簡単に裏蓋が外せました。
もちろん、ボディーや裏蓋に傷や塗装のはげもなし。

従来機種はパームレスト側から引き上げていたのですが
2017モデル第5世代はモニタヒンジ側から裏蓋が外せます。

昨年(2016年)同じ14インチの T460sから分解がしやすくなって 喜んでましたけど、T460sやT470sの裏蓋構造がX1 Carbon 2017にも採用されたようです。


薄型軽量のX1 Carbon 2017なのでメモリはオンボードで交換不可
自分で手軽に変えられるのはM.2 2280 SSDぐらい。

ThinkPad X1 Carbon 2017 交換出来るのはM.2 SSDぐらい

裏蓋が開けにくい=本体を傷つける可能性が高い ので・・・

裏蓋の開けやすさは
拡張のモチベーションも関わってきます

サイズダウンした上に分解もしやすくなった
X1 Carbon 2017はかなり好印象。
季節や用途に応じて手軽にSSDを交換できそう。


分解した内部を確認


裏蓋を外して全景を見てみると
とにかくバッテリーが大きい!

ThinkPad X1 Carbon 2017 分解全景

容量が57wh 従来モデルからわずかに容量アップしてますが
体感ではかなりバッテリー駆動時間が長くなったように感じます。


サイズダウンで気になっていたのがファンの大きさ。
ファンが小さくなるようなら静音性が落ちるんですよね・・・

定評のある静音ファン ふくろうファン

第5世代のX1 Carbonでも従来モデルと
同じぐらいのファンの大きさで一安心。

作業中はほとんど無音で多少負荷をかけても音は気にならない。


今回LTE非対応モデルなのでM.2 WWANカードスロットは開いてます。

X1 Carbon 2017 WWANカードスロット

もしかしたらX270と同じように
M.2 2242 SSDを挿せば認識するかも。


サイズが小さくなったので、従来、液晶ベゼル部分にあった
無線LANのアンテナやLTEのアンテナは本体部分に搭載されています。

X1 Carbon 2017 アンテナは本体に搭載されている

裏蓋の裏側を見みると銅色の金属が貼られている

X1 Carbon 2017 裏蓋の裏側にブロンズのフィルム

アンテナの利得を上げるための仕組みかなと推測します。


カスタマイズでLTE対応にした場合、
バッテリーの両側にスペースがあるので
ここにLTEアンテナが取り付けられるんでしょう。

バッテリー横にはLTEアンテナ搭載部分か?

今回いろんな技術が詰め込まれたX1 Carbon 2017
内部構造も変わってる部分が多くて
眺めているだけでも楽しくなってくる。

これだけ薄くて軽いのに簡単に裏蓋が開けられるというのは
他のPCにはありえなくて、ThinkPadならでは。

購入後、拡張を考えるユーザーにはうれしいですね。


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