通常、ThinkPadでタッチパネルにカスタマイズすると、ガラス面でコーティングされた、映り込む半光沢の液晶面になるけど・・・
ThinkPad T460sのマルチタッチ液晶の利点は
非光沢で映り込みがほとんどない
ThinkPad T460sのスペック・仕様を詳しく
新幹線にて移動中の窓際でT460sを取り出してみる。
窓際なので反射はあるけど、この程度は許容範囲。
X1 Yogaなど、ほぼ全てのThinkPadのタッチパネルは半光沢か光沢液晶で背景が映り込みます。
結構映り込みが気になる・・・
唯一、T460sのタッチパネルは非光沢。
窓際や背後に照明があるオフィスやカフェでも気にすることなく使える。
長い間、非光沢(ノングレア)液晶を使ってきた自分にとって、X1 Yogaの半光沢液晶を使い始めたときは反射する液晶面が気になった。
使っているとノングレア液晶より光沢のある液晶の方が眼の疲労が早い。
今でこそ、半光沢の液晶も慣れたけれど、映り込みのある液晶がマルチタッチ液晶導入の障壁になっているのなら、T460sは両手放しでおすすめできます。
外観は非光沢のノングレア液晶と全く変わりません。
ファーストタッチは認識が鈍いかなと感じることはあるものの、タッチ操作を始めてしまえば半光沢のマルチタッチ液晶よりも認識や精度が高い。
タッチ液晶でも厚さは変わらない
過去モデルのThinkPadはタッチ液晶搭載にすると、液晶の厚みが1mm程度厚くなってしまうのが欠点でした。
T460sのタッチパネル搭載モデルは70g重くなり、1.43kgとなるけど、厚さなどの寸法は変わらないのがうれしい。
実際に1.43kgのT460s(外部グラフィックボード搭載、マルチタッチ対応)を新幹線の出張で持ち運んでみたけれど、T450sなどの前モデルに比べて、圧倒的に機動力が上がりました。
スクロール操作をタッチで補完
主にT460sのマルチタッチが活躍するのはブラウザのスクロール。
一人でブラウジングするときはもちろん、人に説明するときには2人でタッチしながら必要な情報にアクセス出来て、直感的な操作ができるのが魅力。
トラックポイントを最大の感度にして使う自分にとって、T460sでキャップの厚さが薄くなって、操作感が若干、悪くなった印象がある。
いままで、トラックポイントとセンターボタンのみでスクロールをしてましたが、指が疲れてくるので、タッチパネル搭載のT460sがスクロール操作を補完してくれてます。
非光沢 ノングレア液晶でタッチ操作ができるってのがいままでになくて、何よりのメリットです。
70gの重量増が気にならなければ、T460sから新たに採用されたインセルタイプのタッチパネル導入は一考の価値があるかも。
→ 非光沢液晶でタッチ操作!ThinkPad T460sを詳しく