ThinkPad X1 Tablet 2016にUSB Type-Cドックをつなげてみる
X1 Tabletの電源端子でもある
USB Type-Cにケーブル一本挿すだけで、
電源供給からマルチモニタ、周辺機器の認識まで可能。
自宅やオフィスに外部ディスプレイさえ用意すれば、
タブレットながら、デスクトップPCのような拡張が一瞬でできる。
ThinkPad USB Type-C ドックをさらに詳しく
今まで、ThinkPad X1 Tabletでドックを使う場合、
プロダクティビティーモジュール(別売り)に
Onelink+ドックを接続して使っていた。
ThinkPad X1 TabletはWiGig未対応なのでOnelink+ドックを使うことに
モジュールを別途購入しなきゃいけないのはもちろんのこと、
ドックにつなぐたびに、プロダクティビティモジュールを取り付けなくてはならず、これがまた面倒で、いつしかドックを使わなくなっていた。
2017年にThinkPad USB Type-Cドックが発売されて、
一気にX1 Tabletでのドック拡張が簡単にできるように。
第2世代の X1 Tablet 2017はもちろんのこと
2016年発売の初代でもドライバさえインストールすれば問題なく使える。
ドック前面の端子は・・・
イヤホンジャックからBOSEのスピーカーへ
USB3.0端子から外部HDDを接続。
背面端子はアナログRGB端子から外部ディスプレイへ
有線LANをつなげ、Powered USB3.0からスマホの充電
デジタルの映像出力にはディスプレイポート端子が2つ。
HDMI端子がないので、必要なら変換アダプターを準備するといいでしょう
RGBアナログ(VGA)端子があるので
古いモニターに接続する際に重宝します。
ドックへの電源供給は長方形端子で
過去のThinkPad電源端子と共通です。
ACアダプターは90Wが同梱されていました。
ちなみにThinkPad X270やT460sに付属している45WのACアダプターをドックにつなげてみたら、周辺機器は認識するけど、本体への電源供給ができなかった。
ドック付属のACアダプターを使いましょうってことですね。
タッチを生かしたマルチモニタ環境
お気に入りの使い方はX1 Tabletのキーボードは外して
別売りのブルートゥースキーボードをペアリング。
動画編集に主に使ってるゲーミングキーボードも取り付けて
ショートカットを登録し、ワンボタンで作業出来るようにしてます。
左手の手の届く範囲にX1 Tabletを設置して
ブラウザなどをタッチでスクロールしながら
外部ディスプレイでは実作業。
手元のX1 Tabletで直感的に操作しつつ、
デスクトップと同じような作業ができます。
キーボードが簡単に取り外せるX1 Tabletならでは
手前のスペースが空くので狭いデスクも有効に使える。
USB Type-Cドック本体が結構場所をとるかなと思ったけど
12インチ X1 Tabletの裏に隠れる程度で許容範囲かな。
正面から見ると、ドックが隠れて見た目もすっきりする。
これだけの周辺機器を本体につなげるのはそもそも無理ですが
デスク上でもコンパクトに拡張出来るのがドックならでは。
HDDやマウス、周辺機器、外部モニタ。
さらには電源供給までケーブル1本で拡張出来るのはやはり便利。
USB Type Cドックを自宅やオフィスに設置しておけば
一瞬ですべてを認識してくれるのが驚異的です。
タブレットの枠を超えて
デスクトップPCのような使い方が出来る
今後、急速に普及が進むであろう
USB Type C端子にドックをつなげるので汎用性が抜群。
USB Type C端子搭載のThinkPadなら
機種を問わず使えるのもポイントですね。
最近あまり出番がなかったX1 Tabletですが、
USB Type-Cドック導入をきっかけに
思いつく用途が増えてきました。
今後は持ち運ぶだけでなく、ドックを接続して
オフィスでも活躍してくれそうです。
→ ThinkPad USB Type-C ドックをさらに詳しく