JAL WiFi画面でThinkPad X30!? 懐かしくなってX40 X60sの実機を引っ張り出した


JAL国際線、ThinkPad X280で機内WiFi接続 の画面を開いて・・・

X280でJAL WIFI 接続画面を開いて・・・


スクロールしてサイドバーの最下部にThinkPadだ!とちょっとテンション上がるのもつかの間。

JAL 国際線 wifi接続画面にThinkPad

今となってはめずらしい4:3の画面、打ちやすいと定評があったパンタグラフ式の7列キーボードを確認して、えっ!と声を出しそうになる(笑)

キーボード左上に角丸長方形のAccessIBMボタンが確認できるのでThinkPad X30かX40あたりと推測できる。

左側面にVGAのディスプレイ端子がなく、PCカードスロットらしきものが見えるのでX30かも。

ThinkPad X30は2002年。X40は2004年の発売。

2019年のwebサイトに15~17年前のThinkPadがイメージ写真として使われているのがなんだかうれしくなった(笑)


あまりに懐かしかったので事務所の押し入れからThinkPad X40を引っ張り出してみる。

押し入れにしまい込んでいたThinkPad X40を引っ張り出してきた
ThinkPad X40 右上からの外観
X40 7列キーボードパンタグラフ式

重量は1.25kg。重さやサイズだけなら、最近発売のモバイルThinkPadと比べても見劣りしない

ま、バッテリーは持って1、2時間程度だったので性能面では当然かなりの差がありますが・・・


せっかくなので、現時点で最新のThinkPad X280とX40を並べてみる。

ThinkPad X280とX40
X280と X40のキーボード

厚さや重さ、性能面では当然X280が上回りますが、15年前のPCとは思えないほどスタイリッシュ。

むしろ武骨な感じがこれぞThinkPadというたたずまい。

2000年を過ぎたあたりで、ThinkPadはすでに完成の域に達していたのかも!?なんて思った次第です。

2004年12月にIBMのノートパソコン事業がレノボに売却されることが発表されて、X40あたりがIBMとして最後のThinkPadらしく、ThinkPadを愛用している友人が衝動的にX40を一人で複数台所有し、ストックしていたほどです。


2006年に発売され、購入したThinkPad X60sの液晶ベゼルにはレノボのロゴ。
パームレストと天板にはIBMのロゴがはいる不思議な仕様だった。

X60s液晶ベゼルにレノボのロゴ


その後、2008年発売のX200あたりでIBMのロゴが完全になくなった。


レノボの買収に落胆しThinkPadから離れていったユーザーが多いのも事実ですが、激動のPC業界で15年たった今でもThinkPadのブランドが残っているので、まぁよかったんじゃないでしょうか。

これからのレノボThinkPadにも期待

IBM時代からThinkPadを使ってますが、レノボになっても基本、打ちやすいキーボードや効率的なトラックポイントの操作性は抜群。

ま、たまに攻めすぎて 2013年発売 X240のクリック一体型のタッチパッドが世に出されたときは「えっ!」と戸惑いましたが(笑)

なんだかんだ、毎年Xシリーズを買い替えて使い続けていられるのもThinkPad開発陣がIBMのときのままレノボに引き継がれたのが大きいんでしょうね。

JALの機内WiFi接続画面で15年以上前のThinkPadを発見したのをきっかけに、IBM時代の過去機種に思いをはせてみた(笑)


ThinkPad X280が届いた X270と違いを比べながら10日間使ってみた


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