6台のビデオカメラなど、前日に機材チェックしながらThinkPadも選定。
リハーサルから本番までトータルで6時間ほどの長丁場。
途中で映像の取り込みやバックアップ、先行DVD販売サイトの更新など、やることが満載なので最低ThinkPad 2台は必要。
基本、撮影機材を含めて一人で持ち運ぶので、3台以上になると厳しい。
今回は15.6インチのThinkPad X1 Extremeと13インチのX390の2台に厳選した。
SDカードスロット搭載で15.6インチのThinkPad X1 Extremeは映像取り込みメイン。
カードリーダなしでSDカードから映像を取り込めるのは何よりのメリット。
わざわざ重たいX1 Extremeを持ってくるのは性能的に他のThinkPadを完全に補完できる唯一の機種。万が一PCが壊れた時の保険でもあります。
他のThinkPadにはない安心感がX1 Extremeにはあって、多少重くても大事な仕事時には持っていくことが多い。
ソニーのまめカムを2台使用するため、ちょっとファイル取り込みが面倒。
今時珍しいメモリースティックしか使えない機材で、16GBで1時間半程度しか撮影できない。
わざわざMS買っても今後の使い道が全くないし・・・
そのため、ライブ途中で映像ファイルを移動する必要あり。
ファイルの転送時間、バックアップ方法などを実際にチェックして当日に臨みます。
ライブ当日、予想通りの活躍
13インチのThinkPad X390は現場でガシガシ使うのに最適。
イベント設営や撮影がメインだとPCに気を遣う暇がないので、結構あちこちぶつけたり、知らない間に傷がついたりする。
ごちゃごちゃする現場では塗装がハゲやすいX1 Carbonは使いづらかったりします。
X390もボディ部分は塗装がされているので、経年とともにこすれて金属の地が見えることもあるけど、今のところは激しめに使っても目立った傷はない。
材質にしっかり厚みがあり、持った時の安心感はモバイルPCでは随一かも。
現場使用での剛性や堅牢性、取り回しを考えるといまのところはX390の出動率が100%になってます。
さて、撮影は順調に進み。リハーサル終了。
X1 Extremeですべて映像を取り込み。本体の映像は残しつつ、さらにThinkPad Stack 1TB HDDにバックアップしてます。
HDDは遅いんだけど、現場でのバックアップに使用することが多い。
X1 Extremeで映像取り込み中、X390を作業用PCとしてDremaWeaverでHTMLを編集。
DVD販売ページに撮りたてほやほやの写真など、最新の情報をアップデート。
FTPソフトでアップして、一仕事も完了。
こういう時には格安SIMでLTE対応にカスタマイズしたX390は超便利。
地下のライブ会場だったけど、普通につながった。
ライブは満員御礼。
滞りなく撮影も進み。ThinkPadのおかげもあり、トラブルなく仕事ができました。
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