押し入れを整理していたら、
12年前に使っていたIBM ThinkPad R40eが出てきた
R40eは自分で買った初めてのThinkPad。
購入したきっかけは、adobeのPhotoshop5.5とIllustrator6を使って商品案内やPOP、会社のwebページを作りたかったためです。
その頃、勤めていた会社のPCがあまりにも非力だたっため、会社、自宅でadobeのグラフィックソフトが使えるノートPCを探していました。
当時からマシンスペックが要求されるadobeのソフトでしたから・・・
スペックはそれなりに高く、価格はなるべく安くということで見つけたのがThinkPad R40eでした。
購入価格は忘れたけど10万ちょっとだった気がします。
R40eは今でいうとThinkPad Eシリーズのような立ち位置ですかね。
まぁ無理矢理感があって、全然、中身や外観は違うけど。
伝統のThinkPad7列キーボード
キーピッチはフルサイズ19mm。
キーストロークが4mmほどあって超打ちやすい。
自分の中でキーボードの打ちやすさの基準はR40eからきてるのかも。
ちまたで販売しているデスクトップキーボードと同じぐらいのストロークがありそう
同じ時期に販売していたThinkPad X40よりもストロークが長く、打ちやすさだけでいえばR40やR40eが最強だと感じてました。
今はキートップが独立しているアイソレーション式のキーボードですけど、R40eはキートップが隣り合わせになってるパンタグラフ式。
古いThinkPadのパンタグラフ式キーボードを見ると、ぐっときちゃうのは歳のせいなんでしょうかね(笑)
なんでこんなにキーボードが打ちやすいんだろうと調べたら、IBMが元はタイプライターのメーカーということを知ってR40eに愛着を感じるようになった記憶があります。
スタンダードA4ノートというふれこみですがA4よりはかなり大きい。
DVD、CD-RWドライブが搭載されていて、半端なく分厚い。
今年(2016年)に発売のThinkPad X260と比べるとその差が歴然。
でも、R40eに不思議と古くささはない。
昨年亡くなった、ドイツの工業デザイナー、リヒャルト・ザッパーさんが日本の松花堂弁当の機能美にインスパイアされてデザインされたThinkPadですが、R40eはまさに品のある弁当箱というたたずまい。
天板や底面はすべてプラスチック製で材質としては今よりも高級感はないけど、傷がつきにくく指紋が全くつかない。
何年も使っていたはずなのに大きな傷がないのが不思議。
長く使う上での安心感はIBM時代が上ですね。
最近のThinkPadの中にはちょっとツメでひっかいたりするだけで傷がつくこともあり、特に天板は指紋や皮脂が目立ちやすい。
2000年代前半は非力なノートPCでadobeを動かすのは言語道断。
メインPCにはデスクトップが必要だ!みたいな時代でしたけど、
ThinkPad R40eを使ってDTPやwebページ作成をやってました。
今から考えると尋常ないほど動きが重く、
ソフトの動作も不安定でしたけどね(笑)
私にとってはThinkPadのルーツともいえる機種で、負荷のかかるハードな作業を毎日しながら使い倒して、とにかくがんばってくれたThinkPadでした。
残念ながらモニタが壊れてるんだけど、捨てられないんだよなー
IBM ThinkPad R40eと12年後のX260
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