当初、ThinkPad X1 Tablet は既存ラップトップThinkPadを補完する機種として使う予定で、動画編集は全く考えてなかったけど・・・
X1 Tabletを実際に使ってみると、普通のラップトップPCと全く変わらず、高性能なので、動画編集もいけるんじゃないかと思い試してみることに。
試した結果、core m5-6Y54でも問題なく動画編集できるし、
室温21度程度ならば発熱もさほど気にならなかった
動画編集をする場合のワークフローも重視してますが・・・
USB3.0端子を搭載しているのでビデオカメラからの直接取り込みや
USBカードリーダーに128GBのSDXCカードを挿しての動画取り込みも簡単。
従来のタブレットにはフルサイズのUSB端子がありませんので汎用性が高いUSB3.0端子が搭載されているのはかなりのメリット。
ファンレス発熱問題はどうか?
X1 Taletには本体にファンがついておらず、完全に無音。
負荷の高い作業をすると本体裏面が結構熱くなります。
とは言っても、通常の作業の場合はそこまで発熱は気にならなかったので、高負荷な動画編集でどこまで熱くなるかは気になるところ。
動画の読み込み、最適化スピードはCPUがCore i7のThinkPadと比べても大きく変わらず、タブレットなのになかなかやります。
動画編集の場合、タイムラインのフルHD動画を再生するだけで、ファンがついてるThinkPadならフル回転でファンが回ります。
それだけCPUに負荷がかかってるってことですね。
X1 Tabletでタイムラインの動画を再生する分には確かに本体は熱くなるけれど、熱くて触れないというほどでもない。
真夏なら、冷却方法を考える必要がありそうですが、秋、冬、春先ならば問題なく動画編集作業ができそう。
CPUに最大負荷がかかるのが書き出し、エンコード(変換)作業。
再生時間5分のフルHD動画 AVCHD(1080p)からH.264(720P)に変換。
CPUがm5-6Y54で変換時間は10分51秒。
ちなみにCore i7-6600Uで変換すると8分22秒です。
変換中はターボブーストが機能してるようで
CPUクロック周波数1.10GHzのところ、
約2倍の2.12GHzで動作してました。
ここでもX1 Tablet core mプロセッサの性能が際立ちます。
動画書き出し中に、本体が触れないほど熱くなるのか?と思いきや、
5分程度の動画ならば裏面が多少熱いなと感じる程度
ただ、11月、室温21度ほどの場所で変換しているので
季節や変換時間によって発熱温度は変わりそう。
今回使用したX1 TabletのCPUはcore m5-6Y54。
ラップトップThinkPadに採用されているcore iシリーズよりも省電力タイプのCPUですが、動画編集も十分可能。
さすがにエンコード時間はcorei7よりもかかりますが、ちょっとした動画編集ならば発熱も含めて普通に使えることにびっくりしました。
発見だったのが、ゴリラガラスの液晶で見る動画がとにかくきれい。
通常のラップトップThinkPadよりも動画や写真がきれいに表示されるのはX1 Tabletの魅力の一つですね。
動画編集も出来る!ThinkPad X1 Tabletをさらに詳しく