ThinkPad X260 のCPUは最上位 Core i7-6600Uを選択、
前モデルのX250にはi7-5600Uを搭載してます。
CPUの世代が変わって、どのぐらい性能が違うのか?
動画変換とFF XIVのベンチマークをして比べてみる。
CPUのベンチマークとしてよく使われる海外のPassMarkでのスコアは
Intel Core i7-6600U @ 2.60GHz 4,771
Intel Core i7-5600U @ 2.60GHz 4,299
6600Uの方が500ほどスコアが上のようです。(2016年6月1日時点)
YouTubeなどの動画再生やwebサーフィン。
エクセルやワードなど、文字ベースの作業が主な場合
どちらも、ほとんど違いは分かりません。
Adobe premiere 動画編集ソフトについているMediaEncorderでAVCHDのフルHD動画をYouTubeアップ用 H.264形式 720Pにデコード。
動画ファイルの時間やエフェクトを変えて変換時間を計測
動画ファイル | Core i7-6600U | Core i7-5600U |
再生時間5分 AVCHD(1080p)→H.264(720P) |
8分22秒 | 8分33秒 |
再生時間5分 RGBカーブ適用 AVCHD(1080p)→H.264(720P) |
14分15秒 | 15分57秒 |
再生時間30分 AVCHD(1080p)→H.264(720P) |
48分27秒 | 50分41秒 |
X250のi7-5600UとX260のi7-6600Uどちらも動作周波数は2.60GHz。ターボブースト機能の上限が3.2GHzと3.4GHzで6600Uの方が上です。
動画変換時、CPU使用率100%でターボブーストによるクロック上昇時はどちらも動作周波数 2.8GHzあたりが上限でした。
ただ、映像を明るくする効果を適用した動画変換時だけ、5600Uの動作周波数が波打って3GHzから0.9GHzを行ったり来たり。
安定しなくなり、結果、変換時間は6600Uよりも1分30秒以上遅くなりました。
グラフィック性能がアップ
CPUが5600U(5世代)から6600U(6世代)になって、CPUに統合されているGPU(グラフィック)機能がアップしたとされてます。
premereで動画編集時、明るさを変えたエフェクトを適用したり、ピクチャーinピクチャー。通称ワイプを適用して再生したときはX260の6600Uがなめらかでした。
FFベンチマークで内蔵GPUの進化を実感
グラフィック性能が必要とされるゲームでは
5600Uと6600Uの違いが如実にでました。
ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルドでベンチマーク
X260 Core i7-6500Uのスコアが 2730 やや快適
X250 Core i7-5500Uのスコアが 1808 設定変更を推奨
ベンチマーク中のグラフィックを見てみていても、キャラクターが大人数出てきて剣を振り回す場面のなめらかさが明らかに違った。
あとは5600Uでは動作時のキャラクターのジャギーが気になった。
webサーフィンやテキストベースの作業ではCore i7-5600Uと6600Uで違いを感じることはほとんどありません。
Adobeの動画編集ソフトPremiereを筆頭にごくたまにAfter Effects
PhotshopやIllustratorなど、グラフィックソフトや写真や動画を多用する自分にとってはCPUの世代が変わり、内部GPU(グラフィック)性能が進化して満足な結果となってます。
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