今日、2017年2月15日が14インチ ThinkPad T470sの発売日
レノボのオフィシャルサイトでweb販売が始まってます。
前モデルT460sで一新したボディ(筐体)はそのままに
重量が約1.32kgで40g軽量化。(40g=2.5インチ SSD 1個分ほど)
グラフィック性能がアップした第7世代インテルcore CPUを搭載
Mini Display Portの代わりにUSB Type-C(Thunderbolt3)端子が採用。
T460sからのマイナーチェンジモデルといえそう。
→ ThinkPad T470sのスペック・仕様詳細
一番の目玉はLTE対応 WWANカード搭載
12.5インチのThinkPad X270に引き続き14インチのT470sでも発売日からWWANカード、LTEに対応にカスタマイズが可能
過去、日本販売のTシリーズはSIMスロットはあるのに
WWANカード搭載に対応せず、無用の長物となってました。
ようやく、T470sからSIMフリーに。
格安SIMを差し込めば本体のみで場所を選ばずネットができる。
LTEに対応するにはWeb直販でカスタマイズが必要
カメラ(HD 720p対応)あり、マイクロフォンありを選択し
WWAN Selection: の項目で WWAN対応をチョイスすると・・・
変換アダプターの下に
Integrated Mobile Broadband: Sierra EM7430 LTEが出現
項目が新たに表示される。
これでWWANカード搭載にカスタマイズ完了
※LTEとWiGigは相互排他処理のため同時対応は出来ません
dGPUは廃止かも!?
T470sではグラフィックスはCPUに統合された内部GPU
iGPU インテル HD グラフィックス 620のみ。
従来のモデルThinkPad T460sにはグラフィックスに
外部GPUのNVIDIA GeForce 930M (2GB)が搭載できた。
ただ、昨年(2016年)冬頃から外部GPUの構成がなくなり、iGPUのみとなり、今現在、T460sやT470sでディスクリートGPUには対応せず。
レノボに問い合わせたところ、
「dGPU対応の情報はございません」とのことでしたので、
今後も外部GPUに対応しないかも。
玄人好み 評判がいいキーボード
T470sのキーピッチ(キーの間隔)はフルサイズの19mm
キーストローク(キーを押し込む深さ)は約2mm
※写真はThinkPad T460sの英語キーボード バックライトあり
英語、日本語配列、バックライトあり、なしを選べます。
X270やX1 Carbonに比べてしっかり押し込める打鍵感。
てきぱき、サクサクと長時間でも疲れないタイピングが出来る。
ラップトップThinkPadのキーストロークはどれも約2mm程度
押し心地が全機種同じと思いきやT460sやT470sの場合
実測で2.2mmぐらいのストロークがあります。
最近の浅いキーストロークが打ちづらいと感じ
深いストロークのノートPCを探してるなら猛烈におすすめです。
特にTシリーズのキーボードは長くThinkPadを使ってるユーザーさんやキーボードにこだわりのある方からの評判がいいですね。
タッチパネル液晶がいい!
マルチタッチ液晶は映り込みがあるからな・・・
とタッチ液晶をいままで見送ってきたのなら
FHD液晶 (1920×1080 IPS) マルチタッチパネル(10点)はおすすめ。
T470sのタッチ液晶は映り込みがなく非光沢(ノングレア)
ぱっと見は通常のタッチ非対応の液晶面と何ら変わりがないです。
T460sのマルチタッチ液晶を使っていいなと思ったのが
べたべたとタッチ操作をしても汚れが目立たない。
汚れてもさっと拭けばきれいになるのでメンテナンスが楽です
X1 YogaやYoga260,370などのタッチ液晶は液晶表面がガラスで覆われていて、タッチするととにかく汚れが目立ちます。
加えて、きれいにしょうと思って拭いても
なかなか皮脂跡が消えないんです。
ガラス面のタッチ液晶に比べてT470sは感度もよく、液晶表面がさらっとしてるため、スワイプやスクロール時もなめらかに指を動かせます。
過去モデルでマルチタッチ液晶にすると本体が厚くなってましたがT470sでは変わらない。
ノングレアなインセルタイプのタッチ液晶はいまだにT460s、T470sのみで、X270やX1 Carbonなど他のThinkPadにも対応して欲しいと思うほどです。
従来機種T460sから比べると全体的に静かなマイナーチェンジですが
完成度が圧倒的に高いT470sだけにじわじわと人気が上昇してきそう。
若干の軽量化とLTE対応で機動力が格段にアップ。
昔はTシリーズを持ち歩くのは厳しいなんて感じましたが・・・
性能や材質、堅牢性、キーボードなどインターフェースに妥協を許さない玄人ビジネスパーソン向けのモバイルPCだなとイメージが変わりつつあります。
→ ThinkPad T470sをさらに詳しく見る