本日2019年4月30日が平成最後の日。
明日から令和となり、一つの節目にもなる。
平成で最初、というか、初めて買ったThinkPadがR40e
実際にはこれより前からThinkPadは使っていたけど、自分で購入したのはR40eでした。
ディスプレイは4:3の14.1インチ。
当時勤めていた会社の商品案内やPOP、ホームページ作成をするのに、いかんせ会社のPCが非力すぎて画像を取り扱うのもままならなかった。
自宅でも、会社でも作業したかったため、シンプルで、それなりのスペックでコスパのよいノートPCを探していてR40eに行きつきました。
R40eにadobeのPhotoShopとIllustrator、当時はマクロメディアだったDreamweaverをいれて、ゴリゴリに使い倒していた。
ただ、adobeのソフトを動かすにはスペックが足りなくて、長尺POPの印刷中に固まったり、写真のレタッチ中に謎の強制終了なんてのは日常茶飯事だったな。
片手で持つには厳しいぐらいずっしり。
2.7kgとかなりの重さ。今なら15か17インチのゲーミングPC並みですね。
それでも、会社と自宅の間をたまに持ち運んだり、旅先に持って行ってcgiの掲示板を更新したりもした。
ちなみに出先ではウィルコムのPHS(W-ZERO3)を使ってネットをしてました。
今から考えると激重で超遅いんですが、ホテルですらWIFIはおろか、ネットが使える場所が少なかった時代です。
どこでも、PHSでネットができることに感動したのを今でもよく覚えてます。
R40eの発売日は2003年5月22日。2006年ぐらいまでデスクトップPCと併用して、主に職場と自宅を行き来しながら使っていた。
電源がつかなくなってしまったけど、数十台購入した中で過去一番酷使したThinkPadとして、今でも捨てられずに押し入れにしまってあります。
そして、平成最後に買ったのが13.3インチのThinkPad X390。
2019年3月20日発売。今月からメインのモバイルPCとして使ってます。
12.5インチのX280 を使っていただけに、最初は大きさが気になっていたものの1ヶ月使っていることもあり、慣れてきた。
画面が12.5より微妙に大きい13.3インチで作業効率が若干アップ。
ThinkPadの肝となるキーボードやトラックポイントはX280と全く同じで使いやすい。
なんといってもLTE対応にカスタマイズしたので、格安SIMを1枚本体に挿入しておけば、日本全国いつでもどこでもネットができるのが超便利。
W-ZERO3を使ってPHSでネットしていたのは12年前、この10年で大きくネット環境は変わったなーと。
今年発売のX390と16年前のR40eを比べると、大きさ、重さ、スペック、液晶のきれいさどれをとってもX390が優れている。
当然といえば当然。
ただ、キーボードとトラックポイントの操作性では抜群にR40eのほうが使いやすいんですよね。
キーストローク(キーを押し込む距離)3mmほどあって、デスクトップキーボードに近い押し心地。
後に購入するThinkPad X60sやX200sよりもしっかりと押し込める感じが心地よかった。
タイピングのしやすさは当時発売されていたノートパソコンと比べるとだんとつに抜きんでていて、なんでこんなに打ちやすいのか調べると・・・
もとはIBMがタイプライターを作っていて、キーボードにはこだわりがあったらしく、それで妙に納得したものです。
逆に今の短いストロークのキーボードに慣れている場合は打ちにくいと感じるのかもしれない。
今年発売のX390のキーボードも、もちろん打ちやすいんだけど、個人的にはR40eの打鍵感が忘れられないんですよね。
ThinkPadが1992年にこの世に出てから今年で27年なので、平成とThinkPadの歴史は重なるものがある。
ほんとは平成に心に残ったThinkPadという記事にしようと思ったんだけど、あまりにも絞れなくて収拾がつかなくなりそうだったので、平成最初と最後のThinkPadにしました。
さて、明日から始まる令和にはどんなThinkPadが発売されるのか
新時代のThinkPadにも期待。
平成最初と最後に買ったThinkPad
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