12.5インチの ThinkPad Yoga 260 を現在、使っていて、
発売日の2016年2月11日に14インチの ThinkPad X1 Yoga も購入しました
ThinkPad X1 Yogaに惹かれた部分が・・・
・14インチで画面が大きいので視認性がいい
・キーピッチ(キーの間隔)がフルサイズでキーボードが打ちやすい
・CPUに最上位のCore i7-6600U(2.60GHz, 4MB)を選択できる。
一方でYoga 260よりも当然ながらサイズが一回り大きくなってしまうので、今使ってるA4サイズのバッグを持ち替えなくてはならないのが一番の気がかりなところ。
ThinkPadの最上位機種に位置づけられるプレミアムモデルのX1 Yogaですので、価格もYoga 260より割高です。
→ ThinkPad X1 Yogaの価格を確認する
→ ThinkPad Yoga 260の価格を確認する
材質は液晶の天板がカーボン、ボディ部分はマグネシウム合金が使われていて、質感に高級感があり、持ち手の所有欲を満足させてくれる点ではX1 Yoga、Yoga 260ともに変わりがないです。
使い方や使う環境によって、一長一短ですのでThinkPad X1 YogaとYoga 260どちらにするのか参考になれば幸いです
X1 YogaとYoga 260スペックと仕様の違い
レノボの直販で選択できるスペックと仕様をまとめました
CPU | Core i5-6200U(2.30GHz, 3MB) Core i5-6300U(2.40GHz, 3MB) Core i7-6500U(2.50GHz, 4MB) Core i7-6600U(2.60GHz, 4MB) |
Core i3-6100U(2.30GHz, 3MB) Core i5-6200U(2.30GHz, 3MB) Core i7-6500U(2.50GHz, 4MB) |
メモリ | 4GB~16GB LPDDR3 オンボード 交換不可 |
4GB~16GB DDR4 1スロット 交換可能 |
OS | Windows 10 Home 64bit Windows 10 Pro 64bit Windows 7 Professional 64bit 32bit |
Windows 10 Home 64bit |
液晶サイズ | 14インチ | 12.5インチ |
解像度 | FHD液晶 IPS (1920×1080) タッチ対応 WQHD液晶 IPS (2560×1440) タッチ対応 WQHD液晶 有機EL OLED (2560×1440) タッチ対応 |
HD液晶 IPS(1366×768) タッチ対応 FHD液晶 IPS(1920×1080) タッチ対応 |
グラフィック | Intel HD Graphics 520 | Intel HD Graphics 520 |
SSD | 128GB SSD SATA 192GB SSD SATA 256GB SSD SATA 256GB SSD PCIe-NVMe 512GB SSD SATA 512GB SSD PCIe-NVMe |
128GB SSD SATA 192GB SSD SATA 256GB SSD SATA 256GB SSD PCIe-NVMe 512GB SSD SATA 512GB SSD PCIe-NVMe |
サイズ | 横333x 縦229x 厚さ15.3-16.8mm | 横309.9x 縦220x 厚さ17.8mm(FHD) 横309.9x 縦220x 厚さ18.2mm(HD) |
重量 | 1.36kg(FHD WQHD IPS液晶) 1.27kg(有機ELディスプレイ) |
1.36kg(FHD液晶) 1.37kg(HD液晶) |
駆動時間 | 9.8時間(JEITA2.0 CPU:Corei5) | 8.3時間(JEITA2.0 CPU:Corei5) |
USB3.0 端子 | 3つ | 2つ |
ThinkPad X1 Yogaの最大の魅力は世界初となる有機ELディスプレイが選択可能なところ、2016年夏ごろに対応するそうですが、価格もかなり高くなるとのこと。
有機EL液晶を選んだ際に1.27kgの最小重量となります。
X1 YogaはOSもWindows7へのダウングレードができたり、プロフェッショナル仕様のため、仕事で運用する方にも対応していて、カスタマイズも幅広く出来ます。
X1 Yogaのメモリを16GBにしたい場合・・・
ThinkPad X1 Yogaのメモリを最大16GBにしたい場合は必然的にCPUが最上位のCore i7-6600U 一択になる。
そのほかのCPUを選択すると最大でメモリが8GBとなり、しかもX1 Yogaの場合は基板から取り外しが出来ないオンボードタイプなのであとからメモリだけを交換することが出来ない。
CPUはそこそこでいいけれどメモリは16GBに・・・ということがX1 Yogaでは不可能。メモリ容量は購入後、変えられないことを頭に入れて直販でカスタマイズする必要がある。
一方でThinkPad Yoga 260はCPUに対してメモリの制約はなく、4GB・8GB・16GBが自由に選択でき、しかもメモリは取り外し可能なスロットタイプで後から自分でメモリを交換することが可能。
私の場合はYoga 260を買った時は最低限の4GBメモリにしましたが、Photoshopなど使うので当然のことながらメモリ容量が足りなくなり、自分で16GBメモリに交換しました。
Yoga 260のNVMe SSDには注意!
X1 Yogaは256GB NVMeがお得
ThinkPad X1 Yoga、Yoga 260ともにSATA SSDよりも2~3倍速いPCIe NVMe SSDが選択可能。
ただ、Yoga 260のNVMe SSDを直販でカスタマイズするとかなり割高です。
256GBで46,440円。512GBにいたっては95,040円とPCが買えるほど意味不明な価格(笑)
今日(2016年2月16日)現在のレノボの直販、カスタマイズ価格なので時間がたてば値段が下がるかもしれませんが、Yoga 260の場合、直販ではNVMeは選ばない方が無難。
多少面倒ですが、自己責任でSSDを換装した方が半額近く安くなります。
ちなみにSSDの規格はM.2接続、type2280(縦22mm×横80mm)サイズです。
逆にThinkPad X1 Yogaをカスタマイズする際にはNVMe SSDがリーズナブルで、256GB NVMe SSDのコストパフォーマンスが高く、自分で交換するよりもお得になります。
私が今回、購入したX1 Yogaも256GBのNVMe SSDを選択しました。
SSDなどストレージの価格は変動する可能性があるので現在の価格はご自身でお確かめください。
→ ThinkPad X1 YogaのSSDをカスタマイズ
→ ThinkPad Yoga 260のSSDをカスタマイズ
重量・サイズの違い
重量は約1.36kgでどちらもほとんど同じ。
Thinkpad X1 Yogaの有機ELディスプレイのみ1.27kgで100gほど軽くなるんですが、明らかに重さの違いを感じました。
本体のサイズは14インチのX1 Yogaの方が一回り大きく、最厚部で比べて約1mm薄い。
厚さが1mm以上違うと、持った瞬間に違いが分かる。
厚さ1mm程度の違いはいいとして、私にとってネックだったのが大きさです。
X1 Yogaは14インチなので当然、12.5インチのYoga 260に比べれば大きい。
A4サイズがぴったり入るブリーフケースを持ち歩いているので、X1 Yogaのサイズだと鞄を変えなくてはならなくなる。
電車やスペースの狭い場所で膝の上にPCをのせて作業をしたりするので14インチだと若干大きい。
14インチを購入する際、それがネックで、まだX1 Yogaが届いていない今は一番の不安要素でもあります。
逆に今、お持ちのバッグがB4サイズ以上であれば、大きさは気にする必要なく、X1 Yogaの良さが引き立つでしょう。
キーボードの違い
個人的に一番、X1 Yogaのいいなと思ってるところがキーピッチ(キーとの間隔)がフルサイズ 19mm確保されていて、キーが打ちやすいこと
タッチパネル搭載で、気軽に持ち運べて、スペックは最強で、キーボードが打ちやすいものとなるとX1 Yogaがベストチョイスになります。
ThinkPad Yoga 260のキーピッチは横18.5mm 縦18mmと縦と横の比率が違い、日本語キーボードは右上のキーがさらに小さくなっている。
キーストローク(キーを押し込む長さ)は1.8mmでX1 YogaもYoga 260も変わらないけれど、キーピッチが19mmでデスクトップキーボードと同じ間隔というのは長時間キーを打つ自分にとってはかなり魅力に感じてます。
最近は毎日 Yoga 260のキーボードを打って作業してますが、てきぱきと打ちやすいキーボードはさすがThinkPadのキーボードだなぁと感じてます。
決してYoga 260のキーボードが打ちにくいというわけではなく、個人的にフルサイズ キーが打ちやすいって思っているだけで、X1 Yogaが届いたらいろいろなところに持ち歩いてタイピングするのが楽しみになってます。
その他 細かな違い
決定的な購入判断の材料にまではならないけど、ちょっと気になる違いをまとめておきます
デジタイザーペンの長さと収納位置
X1 Yogaには充電式のデジターザーペン ThinkPad Pro Pen-3。
Yoga 260には ThinkPad Pro Pen-2が本体に収納可能です。
両者のデジタイザーペンは同じ物ではなく、若干、長さが違う。
Yoga 260のペンは11.5cmでしたが、X1 Yogaは1cmほど長い感じ。
X1 Yogaの実機が届いたら確かめてみたいと思います。
どちらもワコム製のペンですが、収納位置がYoga 260が右側面中央部分に対し、X1 Yogaは右側面、パームレスト側にある。
Yoga 260はペンを取り出すときに本体を持ち上げて目視しながらだったので、X1 Yogaの収納位置は分かりやすく、手探りですぐに取り出せて便利かもしれない。
microSDカードスロットの位置
ThinkPad X1 Yoga のmicroSDカード収納位置は本体後面でしかも、カバー付き。
スマホやタブレットと同じでいちいちカバーを外してmicroSDカードを取り出さなければならず、頻繁に出し入れするのは面倒そう。
一方、Yoga 260は右側面にスロットがむき出しになっている。
microSDカードをデジカメなどから頻繁に抜き差しする場合はYoga 260の方が便利。
差し込んでも1mmに満たないほど、はみ出る程度なので差し込みっぱなしで鞄などから出し入れしても問題なさそう。
X1 YogaとYoga 260どっちがお得なの?
レノボの直販でX1 YogaとYoga 260のスペックをほぼ合わせてカスタマイズするとどのぐらい価格が変わるのか?
CPU:Core i7-6500U メモリ:8GB SSD:192GB SATA 液晶:FHD 日本語キーボードにして大幅割引になるクーポンを適用してみると・・・
27,972円 ThinkPad Yoga 260の方が安かった。
クーポン割引率や構成内容によって変わりますのでご参考までに。
Yoga 260の方が安いからお得です・・・と単純に価格差でかたづけられないですよね。
14インチの大きな画面、フルサイズのキーボード、ThinkPad X1 最上位機種というブランドと夏に対応する有機ELディスプレイが魅力のX1 Yoga。
ご自身の用途に合わせて、X1 YogaとYoga 260の違いと価格差を考慮して、カスタマイズしながら、最適なThinkPadを手にされることを願っております。
→ ThinkPad X1 Yogaをさらに詳しく見る
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