ThinkPad X260とX250メモリがDDR4とDDR3L 転送速度の違い


ThinkPad X250から今年(2016年)2月に後継機種の
ThinkPad X260 にモデルチェンジしてメモリの規格が変わりました。

ThinkPad X260と X250 DDR4とDDR3L の違い

DDR3LからDDR4になり、転送速度の向上と省電力化が図られたそう。
実際にどのぐらいスピードが違うのか転送速度を計測してみる。

ThinkPad X260と X250 DDR4とDDR3L メモリ転送速度をベンチマーク

OSなどできるだけ環境をそろえました。
ThinkPad X250,X260ともに8GBのメモリ。

読み込み、書き込み、コピーだいたい、DDR4の方が1.2~1.4倍速いです。


実際にメモリを大食いするソフトでもある
Photoshop CS6やIllustratorCS6の立ち上がりが速くなった。

X250とX260 PhotoshopCS6を立ち上げてみる

PhotoshopはDDR4が3.5秒。DDR3Lが4秒。
コンマ0.5秒の違い。DDR3Lがワンテンポ遅れて立ち上がった。

Illustratorの場合は1秒以上DDR3LのX250が遅かった。

ただ、ソフトの立ち上がりはCPUやSSDの速度も影響してくるので、メモリの性能アップによるものかは微妙。

X250からX260に変えて実感としては、
多少重たいソフトがスムーズに動くかなという程度。

スピードを意識して使わないと分からないほどの微妙な違いです。

劇的にスピードが変わるわけではないけれど、
DDR4になって性能が上がったのは間違いないです。

バッテリー駆動時間は両機種ともほとんど変わりないので
メモリによる省電力効果はさほどないようです。


ちなみにX250のDDR3LとX260のDDR4 ピン数や切りかけ位置が異なり、互換性がありません。

DDR3LとDDR4はピン数など異なり互換性はない

メモリを交換するとき使い回しが出来ませんのでご注意を。


ThinkPad X260をさらに詳しく見る



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