IBM ThinkPad R40eと12年後のX260


押し入れを整理していたら、
12年前に使っていたIBM ThinkPad R40eが出てきた

IBM ThinkPad R40e がでてきたX260と比べてみる

R40eは自分で買った初めてのThinkPad。

購入したきっかけは、adobeのPhotoshop5.5とIllustrator6を使って商品案内やPOP、会社のwebページを作りたかったためです。


ThinkPad R40e 正面から

その頃、勤めていた会社のPCがあまりにも非力だたっため、会社、自宅でadobeのグラフィックソフトが使えるノートPCを探していました。

当時からマシンスペックが要求されるadobeのソフトでしたから・・・

スペックはそれなりに高く、価格はなるべく安くということで見つけたのがThinkPad R40eでした。

購入価格は忘れたけど10万ちょっとだった気がします。


ThinkPad R40e IBMロゴがまぶしい

R40eは今でいうとThinkPad Eシリーズのような立ち位置ですかね。
まぁ無理矢理感があって、全然、中身や外観は違うけど。



伝統のThinkPad7列キーボード

ThinkPad R40e 日本語キーボード

キーピッチはフルサイズ19mm。
キーストロークが4mmほどあって超打ちやすい。

ThinkPad R40e キーストローク

自分の中でキーボードの打ちやすさの基準はR40eからきてるのかも。

ちまたで販売しているデスクトップキーボードと同じぐらいのストロークがありそう

R40e キーボードエンター付近


同じ時期に販売していたThinkPad X40よりもストロークが長く、打ちやすさだけでいえばR40やR40eが最強だと感じてました。

ThinkPad R40e とX40 キーボードの違い

今はキートップが独立しているアイソレーション式のキーボードですけど、R40eはキートップが隣り合わせになってるパンタグラフ式。

R40e パンタグラフとX260 アイソレーションキーボード

古いThinkPadのパンタグラフ式キーボードを見ると、ぐっときちゃうのは歳のせいなんでしょうかね(笑)

なんでこんなにキーボードが打ちやすいんだろうと調べたら、IBMが元はタイプライターのメーカーということを知ってR40eに愛着を感じるようになった記憶があります。


スタンダードA4ノートというふれこみですがA4よりはかなり大きい。
DVD、CD-RWドライブが搭載されていて、半端なく分厚い。

ThinkPad R40e と X260重ねてみる

今年(2016年)に発売のThinkPad X260と比べるとその差が歴然。
でも、R40eに不思議と古くささはない。


X260とR40e 横から

昨年亡くなった、ドイツの工業デザイナー、リヒャルト・ザッパーさんが日本の松花堂弁当の機能美にインスパイアされてデザインされたThinkPadですが、R40eはまさに品のある弁当箱というたたずまい。


天板や底面はすべてプラスチック製で材質としては今よりも高級感はないけど、傷がつきにくく指紋が全くつかない。

ThinkPad R40e 天板がきれい

何年も使っていたはずなのに大きな傷がないのが不思議。
長く使う上での安心感はIBM時代が上ですね。

最近のThinkPadの中にはちょっとツメでひっかいたりするだけで傷がつくこともあり、特に天板は指紋や皮脂が目立ちやすい。



ThinkPad R40e 片手で持つと重い

2000年代前半は非力なノートPCでadobeを動かすのは言語道断。
メインPCにはデスクトップが必要だ!みたいな時代でしたけど、

ThinkPad R40eを使ってDTPやwebページ作成をやってました。

今から考えると尋常ないほど動きが重く、
ソフトの動作も不安定でしたけどね(笑)

ルーツともいえるThinkPad R40e にありがとう!

私にとってはThinkPadのルーツともいえる機種で、負荷のかかるハードな作業を毎日しながら使い倒して、とにかくがんばってくれたThinkPadでした。

残念ながらモニタが壊れてるんだけど、捨てられないんだよなー



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